第15回アルツハイマー病臨床試験会議(CTAD)において抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体レカネマブの臨床第Ⅲ相Clarity AD検証試験の詳細結果を含むアルツハイマー病領域のパイプラインに関する最新データを発表

 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、脳内アミロイド病理が確認されたアルツハイマー病(AD)による軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment:MCI)および軽度AD(これらを総称して早期ADと定義)の治療薬候補である抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体レカネマブ(開発品コード:BAN2401)について、臨床第Ⅲ相Clarity AD検証試験の有効性、安全性、ならびにバイオマーカーに関する知見を2022年11月29日から12月2日に米国カルフォルニア州サンフランシスコおよびバーチャルで開催される第15回  アルツハイマー病臨床試験会議(Clinical Trials on Alzheimer’s Disease Conference:CTAD)における当社および著名な認知症専門医によるサイエンス・セッション(11月29日午後4時50分開始(米国太平洋標準時))で発表することをお知らせします。また、その他のレカネマブに関する臨床開発プログラムおよび抗MTBR(Microtubule binding region:微小管結合領域)タウ抗体E2814を含む当社のAD開発パイプラインの研究成果について、口頭発表4演題、ポスター発表10演題を発表します。

 

 Clarity AD試験のトップライン結果は9月下旬に発表され、レカネマブは主要評価項目およびすべての重要な副次評価項目を統計学的に高度に有意な結果をもって達成しました。また、アミロイド関連画像異常(ARIA)の発現プロファイルは想定内でした。

 

レカネマブに関する主な発表

  • Clarity AD試験:レカネマブの早期AD当事者様を対象とした臨床第Ⅲ相Clarity AD検証試験の詳細結果は、11月29日午後4時50分(米国太平洋標準時)から開催されるサイエンス・セッションで発表される予定です。本発表は、当社のコーポレートウェブサイトの投資家セクションにてライブ配信されます(英語のみ)。

  • Aβプロトフィブリルの結合特性:Aβプロトフィブリルの特性、レカネマブ特有の結合特性とAβクリアランスのメカニズムに関する研究(ポスターNo.P029)

  • AHEAD 3-45試験:

    •  レカネマブの臨床第Ⅲ相AHEAD 3-45試験におけるタウPETスクリーニングデータと血漿p-tau217および認知機能検査との関連性の評価(Late Breaker 口頭発表 LB1)

    • 臨床第Ⅲ相AHEAD 3-45試験のスクリーニングデータから得られた血漿中Aβ42/40比およびp-tau217比を用いて、プレクリニカルADにおけるアミロイドPET予測精度の向上を検討する研究(Late Breaker 口頭発表 LB2)。

 エーザイAlzheimer's Disease and Brain HealthのチーフクリニカルオフィサーであるLynn Kramer, M.D.は、「Clarity AD試験において、抗Aβプロトフィブリル抗体レカネマブが認知機能と日常生活機能の悪化を抑制することにより、ADの早期段階にある当事者様とそのご家族に臨床的に意義ある変化をもたらす可能性があることを明確に証明しました。当社は、本CTADにおいて当社の臨床第Ⅲ相Clarity AD検証試験の結果を共有し、レカネマブの潜在的な有効性、安全性に加え、様々な早期ADのサブ集団における重要なデータを発表できることを嬉しく思います」と述べています。

  

 当社は、レカネマブについて2022年度中の米国におけるフル承認申請、ならびに日本、欧州における販売承認申請をめざします。米国において、レカネマブは、2022年7月に迅速承認制度に基づく生物製剤ライセンス申請(Biologics License Application:BLA)が米国食品医薬品局(FDA)に受理され、現在審査中です。本迅速承認申請は優先審査(Priority Review)の指定を受け、PDUFA(Prescription Drugs User Fee Act)アクション・デート(審査終了目標日)が2023年1月6日に定められました。FDAは、Clarity AD試験の結果について、レカネマブの臨床的有用性の検証試験として評価することに合意しています。迅速承認制度では本検証試験以外の全てのデータが審査され、フル承認に向けた申請においては主に検証試験が審査対象となります。我々は、迅速承認制度により本試験の審査以外のパートの審査を先行して完了することにより、米国において、一日でも早くフル承認に基づきレカネマブを当事者様へお届けすることをめざしています。日本においても、2022年3月より、医薬品事前評価相談制度を活用し、本検証試験以外の申請データを医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出しています。これにより、今回のClarity AD試験に基づく申請に対する審査期間を短縮し、一日でも早くレカネマブを当事者様へお届けすることをめざします。

 

■    エーザイの治療薬候補および研究の発表

※左右にスクロールできます

 サイエンス・セッション 
Clarity AD
:早期ADを対象としたレカネマブの18カ月間、
プラセボ対照、二重盲検、並行群間比較、臨床第Ⅲ相試験 
11月29日(火)午後4:50~午後6:05(米国太平洋標準時)
座長:岩坪威、東京大学
Clarity AD:臨床試験の背景および試験デザイン

Michael Irizarry

Eisai. Inc.
レカネマブによる早期AD治療:Clarity ADの有効性のトップライン結果

Christopher van Dyck

Yale School of Medicine
早期ADに対するレカネマブの安全性プロファイル

Marwan Sabbagh

Barrow Neurological Institute
Clarity ADにおける画像、血漿、CSFバイオマーカー評価

Randall Bateman

Washington University
Clarity AD試験結果の意義

Sharon Cohen

Toronto Memory Program
パネルディスカッション・質疑応答

 
■   
口頭発表

※左右にスクロールできます

治療薬候補・研究、セッション、
発表時間(米国太平洋標準時)
演題、発表者

レカネマブ
Late breaking 口頭発表:LB1
11月30日(水)
セッション:午前10:30 – 午前11:00
発表時刻:午前10:30 – 午前10:45

AHEAD 3-45:プレクリニカルADスクリーニングにおける
Tau PETと血漿P-Tau217および認知機能検査との関連性

発表者:K. Johnson他

レカネマブ
Late breaking 口頭発表:LB2
11月30日(水)
セッション:午前10:30 – 午前11:00
発表時刻:午前10:45 – 午前11:00

プレクリニカルADにおけるアミロイドPET予測の精度を
高める血漿Aβ42/40比とp-Tau217

発表者:R. Rissman他

E2814
Late breaking 口頭発表:LB4
11月30日(水)
セッション:午後3:00 – 午後3:45
発表時刻:午後3:15 – 午後3:30

ADにおける神経原線維性変化に特異的な非アミロイド
バイオマーカーとしてのCSF微小管結合領域tau243

発表者:K. Horie他

E2027
口頭発表 OC2
11月30日(水)
セッション:午前11:00 – 午後0:15
発表時刻:午前11:15 – 午前11:30

レビー小体型認知症を対象としたホスホジエステラーゼ9(PDE9)阻害剤Irsenontrine(E2027)の有効性および
安全性を評価する12週間、プラセボ対照、二重盲検、
並行群間無作為化、臨床第Ⅱ/Ⅲ相試験の結果
発表者:M. Irizarry他

 
■   
ポスター発表

※左右にスクロールできます

治療薬候補・研究、セッション、
発表時間(米国太平洋標準時)
演題、発表者

レカネマブ
オンサイトポスター発表:P012
臨床試験:方法論
11月29日(火)午後4:00 –
30日(水)午後6:00

プレスクリーニングの集中的なデータ収集による
プレクリニカルAD臨床試験被験者募集の
データ駆動型アプローチの開発と実現可能性

発表者:D. Kirn他

レカネマブ
オンサイトポスター発表:P029
新規治療法・臨床試験
11月29日(火)午後4:00 –
30日(水)午後6:00

AD脳におけるAβプロトフィブリルの性質と
レカネマブの特異的な結合性

発表者:L. Lannfelt他

E2027
オンサイトポスター発表:P048
臨床試験:結果
11月29日(火)午後4:00 –
30日(水)午後6:00

新規ホスホジエステラーゼ9(PDE9)阻害剤E2027(irsenontrine)が
アミロイド陽性およびアミロイド陰性のレビー小体型認知症
および認知症を伴うパーキンソン病
当事者様のCSF cGMP、その他のCSFおよび
血漿バイオマーカー、ならびに臨床症状に与える影響
発表者:P. Sachdev 他

AD一般
オンサイトポスター発表:P037
臨床試験:結果
11月29日(火)午後4:00 –
30日(水)午後6:00

Critical Path for Alzheimer's Disease(CPAD)
コンソーシアムの多様な当事者様レベルデータベースを用いた
次世代AD臨床試験のプランニング

発表者:S. Sivakumaran他

AD一般
オンサイトポスター発表:P038
臨床試験:結果
11月29日(火)午後4:00 –
30日(水)午後6:00

Critical Path for Alzheimer's Disease (CPAD)
コンソーシアム:規制当局の意思決定ツール構築による
AD治療薬開発の加速とリスク軽減
 
発表者:S. Sivakumaran他

AD一般
オンサイトポスター発表:LP66
臨床試験・血液バイオマーカー
12月1日(木)午前8:00 – 午後6:00

アミロイド陽性の軽度認知機能障害当事者様における、
ベースライン時の血漿pTau181による
認知機能低下予測の改善
発表者:V Devanarayan他

AD一般
オンサイトポスター発表:P176
疫学・臨床試験
12月2日(金)午前8:00 – 午後5:00

軽度認知障害のリスク因子としての医学的状態の同定:
米国保険請求データベース研究

発表者:G. Li他

AD一般
オンサイトポスター発表:P184
疫学・臨床試験
12月2日(金)午前8:00 – 午後5:00

US Health and Retirement StudyにおけるADの連続する
病勢進行(AD Continuum)の有病率推定値

発表者:A. Monfared他

AD一般
バーチャルポスター発表:P139
認知および日常生活機能評価
12月1日(木)午前8:00 – 午後6:00

リアルワールドにおける高リスクと低リスクの記憶障害型
軽度認知障害当事者様の認知症移行率の違い:
多施設共同前向き観察研究
発表者:H. Jang他

 
■   
シスメックスによるポスター発表

※左右にスクロールできます

トピック、セッション、
発表時間(米国太平洋標準時)
演題、発表者

AD一般
オンサイトポスター発表:LP84A
臨床試験・血液バイオマーカー
12月1日(木)午前8:00 – 午後6:00

高い陽性・陰性的中率の実現に向けた全自動血漿アミロイドβ
測定による被験者の3群分類法

発表者:K. Yamashita他

以上

  

参考資料>

1.Clarity ADの概要

試験名称 早期アルツハイマー病患者を対象に、レカネマブの安全性及び有効性を検証することを目的とした試験(Clarity AD)
対象 脳内アミロイド病理が確認されたアルツハイマー病(AD)による軽度認知障害および軽度AD(総称して早期AD)を対象(グローバルで1,795人、および中国で進行中の111人)
投与法 レカネマブを10mg/kg bi-weekly投与
治療期間 18カ月
実施地域 日本、米国、欧州、中国
主要評価項目 ベースラインから投与18カ月時点でのCDR-SB*(Clinical Dementia Rating Sum of Boxes)の変化
主な副次評価項目 ベースラインから投与18カ月時点での、アミロイドPET測定による脳内アミロイド蓄積、ADAS-cog14**(Alzheimer's Disease Assessment Scale-cognitive subscale 14)、ADCOMS***(Alzheimer’s Disease Composite Score)およびADCS MCI-ADL****(Alzheimer's Disease Cooperative Study-Activities of Daily Living Scale for Mild Cognitive Impairment)


* CDR-SBは、認知症の幅広いステージの重症度を評価するスケールであり、記憶、見当識、判断力と問題解決、地域社会の活動、家庭および趣味、身の回りの世話の6項目について、当事者様の診察やご家族および介護者様からの情報で評価します。6項目のスコアの合計点がCDR-SBのスコアとなり、早期ステージのADを対象とした治療薬の適切な有効性評価項目としても使用されます。

** ADAS-cogは、ADを対象とした臨床治験でグローバルに最も広く用いられている検査方法です。ADAS-cog14は単語再生、命令、構成行為、物品と手指の呼称 、観念行為 、見当識、単語再認、検査教示の記憶、話し言葉の理解、換語、話し言葉の能力、単語の遅延再生 、数字の消去、迷路という14項目を評価するもので、MCIを含む早期ADを対象とした試験で用いられています。

*** ADCOMSは早期ADの変化を感度よく検出することを目的とし、ADAS-cog、MMSE(Mini-Mental State Examination)、CDRの3つの臨床評価尺度を組み合わせたエーザイが開発した評価指標です。

**** ADCS MCI-ADL はMCI当事者様の日常生活動作を評価するスケールであり、最近の日常生活動作における実際の様子を被験者のパートナーへの24項目の質問から評価します。

 

2.レカネマブ(開発品コード:BAN2401)について

 レカネマブは、BioArctic AB(本社:スウェーデン、以下 バイオアークティック)とエーザイの共同研究から得られた、可溶性のアミロイドβ(Aβ)凝集体(プロトフィブリル)に対するヒト化モノクローナル抗体です。レカネマブは、ADを惹起させる因子の一つと考えられている、神経毒性を有するAβプロトフィブリルに選択的に結合して無毒化し、脳内からこれを除去することでADの病態進行を抑制する疾患修飾作用が示唆されています。現在、レカネマブは抗Aβ抗体で唯一漸増投与が不要な早期AD治療薬として開発中です。

 

 レカネマブのグローバル臨床第Ⅲ相Clarity AD検証試験のintent-to-treat(ITT)集団における解析の結果、投与18カ月時点での全般臨床症状の評価指標であるCDR-SBスコアの平均変化量は、レカネマブ投与群がプラセボ投与群と比較して-0.45となり27%の悪化抑制を示し(p=0.00005)、主要評価項目を達成しました。また、CDR-SBは投与6カ月以降全ての評価ポイントにおいてレカネマブ投与群がプラセボ投与群と比較して統計学的に高度に有意な悪化抑制を示しました(全評価ポイントでp<0.01)。重要な副次評価項目であるアミロイドPET測定による脳内アミロイド蓄積、ADAS-cog14(Alzheimer's Disease Assessment Scale-cognitive subscale 14)、ADCOMS(Alzheimer’s Disease Composite Score)およびADCS MCI-ADL(Alzheimer's Disease Cooperative Study-Activities of Daily Living Scale for Mild Cognitive Impairment)の投与18カ月時点での変化についても、全ての項目においてプラセボと比較して統計学的に高度に有意な結果を示しました(p<0.01)。

 抗アミロイド抗体に関連する有害事象であるアミロイド関連画像異常(ARIA)については、ARIA-E(浮腫/浸出)の発現率は、レカネマブ投与群で12.5%、プラセボ投与群で1.7%であり、その内、症候性のARIA-Eの発現率は、レカネマブ投与群で2.8%、プラセボ投与群で0.0%でした。ARIA-H(ARIAによる脳微小出血、大出血、脳表ヘモジデリン沈着)の発現率は、レカネマブ投与群で17.0%、プラセボ投与群で8.7%でした。症候性ARIA-Hの発現率は、レカネマブ投与群で0.7%、プラセボ投与群で0.2%でした。ARIA-Hのみ(ARIA-Eを発現していない被験者でのARIA-H)はレカネマブ投与群(8.8%)とプラセボ投与群(7.6%)で差はありませんでした。ARIA(ARIA-Eおよび/またはARIA-H)の発現率はレカネマブ投与群で21.3%、プラセボ投与群で9.3%でした。総じてレカネマブのARIA発現プロファイルは想定内でした。

 

 2020年7月から、臨床症状は正常で、ADのより早期ステージにあたる脳内Aβ蓄積が境界域レベルおよび陽性レベルのプレクリニカルADを対象とした臨床第Ⅲ相試験(AHEAD 3-45試験)を米国のADおよび関連する認知症の学術的臨床試験のための基盤を提供するAlzheimer's Clinical Trials Consortium(ACTC)とのパブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)で行っています。ACTCは、National Institutes of Health、National Institute on Agingによる資金提供を受けています。

 

 また、2022年1月から、セントルイス・ワシントン大学医学部(米国ミズーリ州セントルイス)が主導する優性遺伝アルツハイマーネットワーク試験ユニット(Dominantly Inherited Alzheimer Network Trials Unit、以下 DIAN-TU)が実施する優性遺伝アルツハイマー病(DIAD)に対する臨床試験(Tau NexGen試験)が進行中です。本試験において、レカネマブは抗Aβ療法による基礎療法として選定されました。

さらに、レカネマブの皮下注射製剤の臨床第Ⅰ相試験が進行中です。

 

3.E2814について

 E2814は抗MTBR(Microtubule binding region)タウ抗体です。E2814は、当社とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとの共同研究を通じて見出されました。E2814は、タウ伝播種の脳内拡散を抑制する抗体として設計されています。E2814は、孤発性ADを含むタウオパチーに対する疾患修飾薬として開発され、臨床第Ⅰ相試験を実施中です。また、セントルイス・ワシントン大学医学部(米国ミズーリ州セントルイス)が主導する優性遺伝アルツハイマーネットワーク試験ユニット(Dominantly Inherited Alzheimer Network Trials Unit:DIAN-TU)が実施する優性遺伝アルツハイマー病(DIAD)に対する臨床第Ⅱ/Ⅲ相Tau NexGen試験も実施中です。

 

4.エーザイとバイオジェンによるAD領域の提携について

 エーザイとバイオジェンは、AD治療剤の共同開発・共同販売に関する提携を2014年から行っています。レカネマブについて、エーザイは、開発および薬事申請をグローバルに主導し、エーザイの最終意思決定権のもとで、エーザイとバイオジェンが共同商業化・共同販促を行います。

 

5.エーザイとバイオアークティックによるアルツハイマー病領域の提携について

 2005年以来、エーザイとバイオアークティックはAD治療薬の開発と商業化に関して長期的な協力関係を築いてきました。エーザイは、レカネマブについて、2007年12月にバイオアークティックとのライセンス契約により、全世界におけるADを対象とした研究・開発・製造・販売に関する権利を取得しています。2015年5月にレカネマブのバックアップ抗体の開発・商業化契約を締結しました。

 

6.エーザイとシスメックスのコラボレーションについて

 エーザイとシスメックスは2016年2月に、認知症領域に関する新たな診断薬創出に向けた非独占的包括契約を締結しています。両社は、互いの技術・ナレッジを活用し、認知症の早期診断や治療法の選択、治療効果の定期的確認が可能な次世代診断薬の創出を目指します。