中期経営計画「EWAY 2025」

hhc」と「立地」を中心的コンセプトとする中期経営計画「EWAY 2025」

エーザイは、2025年度までの中期経営計画「EWAY 2025」を2016年4月よりスタートしました。長期にわたって新薬開発を行う製薬企業にとって、10年は決して長い期間ではありません。10年後に辿り着くべき目標をしっかりと見据え、着実に患者様貢献を果たします。

「EWAY 2025」において、エーザイは以下の3つの戦略意思の実現をめざしています。

  1. 「病気になりたくない、罹っていれば早く知りたい、そして治りたい」に応える
  2. 「住み慣れた場所、地域やコミュニティで自分の病気を管理し、予後や老後を安心して過ごしたい」に応える
  3. hhc(ヒューマン・ヘルスケア)ニーズにもとづく立地(機会)が見出せ、それを満たすイノベーションが可能な事業分野」に集中する

これらの戦略意思の根本は、患者様に貢献したいというエーザイの企業理念hhc(ヒューマン・ヘルスケア)です。hhcは、1992年に制定された企業理念であり、現在では国内外を問わず全社員共通の価値観として認知されています。社員の患者様貢献に対する動機づけは、患者様とともに時間を過ごし、患者様の真のニーズを理解することでより強くなり、エーザイのイノベーションの源泉となっています。全ての社員に対して就業時間の1%を患者様とともに過ごすことが推奨されています。また、「EWAY 2025」の開始以降、患者様貢献に対する社員の動機づけをより高めるため、「患者様との共同化プログラム」があらゆる社内研修プログラムに盛り込まれています。

「EWAY 2025」では、「神経」と「がん」の2領域を、未だ患者様のニーズを充足できていない戦略的重要領域と位置づけています。この2領域において、真の患者様ニーズが満たされておらず、かつエーザイがフロントランナーとなり得る機会、すなわち「立地」を見出すことが重要であると考えています。かかる「立地」においてエーザイがイノベーションにより中心的な役割を果たすことが、「EWAY 2025」の中心的なコンセプトです。

神経領域では6つの立地、がん領域では2つの立地を見出しており、イノベーション創出に向けて集中的な取り組みを行っています。

hhc活動共同化(患者さまとともに時間を過ごす 共体験をする)、hhc的ニーズ(患者さまの真のニーズを理解する)、イノベーションに対する強い動機付け(hhc的ニーズを我々のイノベーションで満たす)、「立地」の発見、「立地」においてイノベーションにより中心的な役割(センターライン)を果たす
中期経営計画「EWAY 2025」の中心的コンセプト

立地とは

真の患者様ニーズが満たされておらず、かつエーザイがフロントランナーとなり得る機会

ビジネスグループ体制下で神経・がん領域でのフラッグシップドラッグの開発が進展

中期経営計画「EWAY 2025」の開始とともに、神経、がんの2大領域において、研究開発からコマーシャルまでの機能を一体化したビジネスグループを始動しました。ビジネスグループを創設した理由の一つは、早期の意思決定(Early Decision)により、事業の生産性の向上をはかることです。もう一つは、探索研究を含む一体化した組織によって、重要な組織文化となる科学的洞察力(Scientific Acumen)を醸成することです。ビジネスグループ体制への移行後、神経・がん領域での「立地」に基くフラッグシップドラッグの開発が進展しています。

プレジデント配下に探索研究/開発研究、臨床研究、コマーシャル、戦略/計画の各グループが在籍。
ビジネスグループの体制