エーザイでは、コーポレートミッションの実現を加速させるべく、投資による戦略的リターンを志向したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)活動を行っています。具体的には、コーポレートベンチャーインベストメント(CVI)室のリーダーシップのもと※1、下記に関するグローバルな投資戦略を立案し、革新的な技術・サイエンス・ビジネスモデル等をもったベンチャー企業等への投資を実行しています。
- Eisai Universal Platform※2の強化・拡大
- 最先端のデジタル技術やビジネスモデルへのアクセス・獲得
- 自社ではカバーできない創薬技術へのアクセス・獲得
-
※1米国を拠点とするEisai Innovation, Inc.とも連携して、活動を進めています
-
※2Eisai Universal Platform:アカデミア、ベンチャーとのコラボレーションによる創薬のみならず、臨床データやバイオマーカー等のデータに基づき、様々なソリューションが造られ提供される当社独自のプラットフォーム
当社CVC活動のポリシー

投資実績
Biotechnology

Digital/Ecosystem

-
※2022年3月31日付で、Arteryex株式会社は、当社の子会社となりました。
Limited Partner 投資

リーダーシップ

石田 英和、DVM、Ph.D
エーザイ株式会社 CVI室 室長 コーポレートベンチャーキャピタリスト
2020年にエーザイ株式会社に入社し、マイノリティインベストメント、資本業務提携、M&A(アクハイアリング)、20億円を超えるExit等、グローバルにベンチャー投資活動を実行。前職のSMBC日興証券(株)投資銀行本部では、製薬/ヘルスケア分野でのインハウスアナリストとしてディールオリジネーションに従事。また、プロフェッショナルIPOサービスとして、事業開発支援、エクイティストーリー構築、バリュエーション等も担当し、スタートアップのバリューアップ活動に携わる。特に、デジタルヘルス分野では多くの案件を担当。キャリアは、2011年、大塚製薬株式会社の研究員として開始し、結核とマラリアの新規治療薬の研究開発を推進。その後、新規事業開発室に異動し、保険会社等、異業種との新規事業の企画・推進、製品開発等に従事。北里大学獣医学科卒業の上、獣医師免許取得。九州大学大学院医学系学府にて、医学博士号取得 (免疫学/感染症)

安達竜太郎、Ph.D、CFA
エーザイ株式会社 CVI室 コーポレートベンチャーキャピタリスト
2020年にエーザイ株式会社に⼊社し、バイオテックやデジタル関連のスタートアップに対するグローバルでのストラテジックな投資活動に従事。研究所やコーポレートとも連携し、低分子、バイオロジクス、オリゴヌクレオチド、遺伝子治療の他、神経疾患に向けたデジタル技術への投資をリード。前職の武⽥薬品⼯業株式会社では、生化学や分子生物学をベースとして13年に亘り創薬研究に携わる。2017年から日系プライベートエクイティファームにてベンチャーキャピタリストとして、技術系スタートアップに対するプリンシパル投資やファンド活動を行う。⼤阪⼤学⼤学院医学系研究科修⼠課程修了。 筑波⼤学⼤学院⽣命環境科学研究科博⼠後期課程修了 (⽣物科学博⼠)。CFA (Chartered Financial Analyst)。

荒木 壇、M.Sc.
エーザイ株式会社 CVI室 コーポレートベンチャーキャピタリスト
2022年エーザイ株式会社に入社。それ以前は東京に本拠を置くベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントに勤務し、日米欧のバイオテク・スタートアップのソーシング、デューデリジェンスの実施、エグゼキューション及び出資後のモニタリングを担当。スタートアップ金融でキャリアを積む前は、医療用環状ペプチドの研究開発に専念するペプチドリーム社で探索研究に5年従事。ウィスコンシン大学マディソン校で化学の修士号を取得。シカゴ大学で学士号を取得。

橋本敬輔、Ph.D
エーザイ株式会社 CVI室 コーポレートベンチャーキャピタリスト
2009年にエーザイ株式会社に入社し、2024年にCVI室に参画。デジタルヘルスを含むヘルスケアエコシステム領域のスタートアップに対し、ストラテジックかつグローバルな投資活動を推進。CVI参画前は、中枢神経系疾患を対象とした新規治療薬の探索研究に従事。行動薬理と神経生理を強みに、中枢神経の過活動に関連する疾患の症状改善ならびに根本治療を目指した創薬に携わる。米国に滞在し、客員研究員としてアカデミアとの共同研究を遂行した経験も有する。非薬物療法にも強い興味を持ち、オープンイノベーションを基軸に製品開発と事業立案を推進。星薬科大学薬学部卒業の上、薬剤師免許取得。同大学で博士前期ならびに後期課程を修了し、博士(薬学)を取得。

石橋太郎、M.Eng
エーザイ株式会社 CVI室 コーポレートベンチャーキャピタリスト
2019年にエーザイ株式会社に入社し、2024年にCVI室に参画。AIやデータ分析、セキュリティを中心に、DX関連の投資領域を担当。CVI参画前は、認知症とがん領域のデジタルプロダクトの開発に従事。医療機関や生活者向けに、副作用の管理および検出AIや認知機能低下リスク予測AIアプリの開発をリード。前職の伊藤忠テクノソリューションズ株式会社では、約10年間、国内製薬企業へのR&D向けインフラ導入、プラットフォーム構築、WebサービスおよびAI開発を担当。特に自然言語処理AIツールQuidのエキスパートとして、新規提携先探索・特許/論文解析・トピック分析などに強みを有する。宮崎大学大学院情報工学修士課程修了。
お問い合わせ
当社のコーポレートベンチャーキャピタル活動にご関心のある方は、こちらからお問い合わせください。