保険業界との連携
ライフネット生命×エーザイ
生活者の医療・介護の負担軽減に向けたエコシステムの構築を目指す業務提携
エーザイが長年にわたり築いてきた認知症領域等における創薬活動や疾患啓発活動の経験知やネットワークとライフネット生命の保険商品・関連サービスで培ってきたノウハウや技術等を相互に活用して、2024年に認知症や軽度認知障害(MCI)の早期発見・早期治療をサポートする認知症保険「be」を共同開発しました。さらに、両社の有する様々なデータや顧客接点を活用したヘルスケアソリューションの創出を推進し、社会課題解決に貢献するエコシステム拡充をめざしています。
東京海上日動×エーザイ
認知症との共生社会実現に向けた業務提携
東京海上日動とエーザイは2019 年 8 月に認知症との共生社会実現に向けた業務提携契約を締結し、2021年にエーザイの認知機能のデジタルチェックツール「のう KNOW®」を東京海上日動の「認知症アシスト付き年金払介護補償」の付帯サービスとして 提供開始しました。2023年には、認知症の早期発見や早期治療について経済的にご支援する「認知症治療支援保険」を共同で開発しました。認知症との共生社会実現に向けて、様々な企業・団体と連携し ネットワークを拡大していくことで、様々な社会課題の解決につながる取り組みを一層推進します。
イーデザイン損保×エーザイ
「脳の健康度向上と安全運転」をテーマに
高齢化社会における安全運転と運転寿命の延伸を目指す業務提携
東京海上グループのイーデザイン損保とエーザイは、2022年6月に「脳の健康度(ブレインパフォーマンス)向上と安全運転」をテーマにより長く安全に運転を楽しめる社会の実現に向けて業務提携契約を締結し、安全運転に重要な脳の健康度の維持・向上を支援するソリューションを共同開発しています。自動車保険「&e(アンディー)」のお客様向けに「のうKNOW」を利用いただくサービスや「ブレインワークアウト(脳のトレーニングコンテンツ)」の提供を開始しました。今後も「&e」の運転スコアと「のうKNOW」のスコアを活用した脳の健康度の維持・向上を支援するサービスの開発など、新たなソリューションの開発を推進します。
食品業界との連携
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター×エーザイ
認知機能低下リスクの低減と栄養に関するガイダンス、宅配食/ミールキット開発の手引きを作成
エーザイは国立長寿医療研究センターの監修のもと、「認知機能低下リスクの低減と栄養に関するガイダンス」と「認知機能低下リスクの低減に寄与する宅配食/ミールキット開発の手引き」を作成し、宅配食/ミールキットサービスをはじめとする食品関連企業への提供を開始しました。国立長寿医療研究センターとエーザイは、本取り組みを通じ、産官学連携による公衆栄養の向上とともに、健康寿命の延伸や高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を続けられる社会の実現への貢献をめざします。
自治体との連携
自治体×エーザイ
認知症と共生する社会の実現に向けた活動
エーザイは、全国の自治体・団体と連携協定などを締結し、地域住民の皆様の認知症に関わる憂慮抽出とその解消に向けた事業の創出に取り組んできました。「のうKNOW」を活用した脳の健康度測定の機会提供や、その後の医療や支援への導線確立について、地域の課題に合わせた取り組みを行っています。
エーザイが提供する脳の健康度セルフチェックツール「のうKNOW」を活用した連携事例はこちら

地方自治体のための情報・交流サイト「Do Communication」(詳細はこちら)では、地方自治体同士の連携を支援し、認知症に対する理解を深めるだけでなく、住民が脳の健康状態を知るための様々な施策をサポート・発信しています。