パートナーとの連携

パートナーとの連携事例

アカデミア、企業、自治体との連携により加速する認知症エコシステムの構築

自治体×エーザイ

認知症と共生する社会の実現に向けた活動

当社では全国167の自治体、団体と連携協定を締結し、地域住民の皆様の認知症に関わる憂慮抽出、また解消に向けた事業の創出に取り組んできました。住民の皆様との多くの共体験から自らが積極的に脳の健康状態を知りたい、予防法を知りたい等のニーズが見いだされ、自治体や医師会の皆様とともにその憂慮解消に向けて、全国の地域毎に合わせた活動を展開しています。

島津製作所×エーザイ×大分大学×臼杵市医師会

血液バイオマーカーを用いた日本初の認知症診断ワークフロー構築をめざす共同研究

現在アミロイドベータ(Aβ)の蓄積度合いの推定にはアミロイドPETやCSFが用いられていますが、実施できる施設が限られ、高額な検査費用や侵襲性による身体的負担などが課題とされています。かかりつけ医から専門医に至る医療連携体制下で、血液バイオマーカーの有用性を実証し、被験者の負担を抑えるとともに、アルツハイマー病の新たな診断ワークフローの確立を目指します。

Honda×大分大学×臼杵市医師会×エーザイ

高齢ドライバーの安全と健康を維持できる社会の実現に向けて
認知機能や日常の体調変化と運転能力との関係性を検証する共同研究

近年、運転免許返納によって移動の不便を感じるQOL低下が社会的な課題となっています。本研究で得られた成果から、体調不良や運転に関わる認知機能低下の検知・お知らせ、体調や運転能力の変化に合わせた安全運転のアドバイスなどのソリューションを創出し、高齢ドライバーの安全と健康の維持向上に貢献します。

イーデザイン損保×エーザイ

「脳の健康度向上と安全運転」をテーマに
高齢化社会における安全運転と運転寿命の延伸を目指す業務提携

他企業・自治体と“事故のない世界の共創”を進めるイーデザイン損保とエーザイは、安全運転に重要な脳の健康度の維持・向上を支援するソリューションを共同開発します。2022年7月に、自動車保険「&e(アンディー)」のお客様向けに「のうKNOW」を利用いただくサービスを導入しました。日常の運転行動特性に関するデータと脳機能データを活用したトレーニングコンテンツや、脳の健康度の低下や危険挙動の増加傾向が見受けられたお客様に「&e」運転スコアと「のうKNOW」スコアを活用したレポートをお客様ご自身だけでなくご家族にも共有いただけるサービスなど、新たなソリューション開発を推進しています。

ライフネット生命×エーザイ

生活者の医療・介護の負担軽減に向けたエコシステムの構築を目指す業務提携

エーザイが長年にわたり築いてきた認知症領域等における創薬活動や疾患啓発活動の経験知やネットワークとライフネット生命の保険商品・関連サービスで培ってきたノウハウや技術等を相互に活用して、新たな保険商品・サービスを開発します。さらに、両社の有する様々なデータや顧客接点を活用したヘルスケアソリューションの創出を推進し、社会課題解決に貢献するエコシステム拡充をめざしています。