長期目標・KPI・リスク
”価値創造の実践”
エーザイでは、マテリアリティの特定のプロセスに従い、15項目のマテリアリティを特定しています。特定したマテリアリティ15項目のうち、社会および財務価値への影響が特に大きい5項目を、特に重要なマテリアリティと位置づけました。私たちは、この5項目の取り組みを加速することで当社の本源的企業価値を高めることができると考えており、それぞれの項目において長期目標とKPI、リスクを設定しました。
GOC*1での審議・承認、取締役会での確認により決定したマテリアリティおよび長期目標・KPI・リスクは、毎年、その進捗に関するレビューを実施し、PDCAサイクルを回すことにより、確実な推進をめざします。なお、ビジネス環境や社会課題の変化を鑑み、毎年マテリアリティ分析を行います。アクションプランに沿った取り組みの進捗もレビューし、必要に応じマテリアリティやKPIを更新します。
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*1
Growth & Operating Committeeの略称で、業務執行の意思決定機関
主要5つのマテリアリティ
- 認知症領域 睡眠領域
- がん領域
- グローバルヘルス領域
- 人財の価値最大化
認知症領域における社会善の実現
| 2025年度進捗 |
「レケンビ®」*1の早期実用化と価値最大化
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| 2026年度目標とKPI |
ADの進行抑制を可能にする社会の実現へ向けて
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| 2028年度目標とKPI |
ADの進行抑制を可能にする社会の実現に向けて
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| 最終目標 | 人々の健常状態から高リスク、発症・治療、経過観察・予後までの全行程を支え、包み込む認知症エコシステムを構築するとともに、脳の病態と機能を制御し、人生100年時代のBrain Healthを支える | ||
| 主なリスク |
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関連リンク
- 「患者様と生活者が自分らしく生きられる時間を」-認知症
- 認知症領域における研究開発のあゆみ
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*1 Biogen Inc.との共同開発品でBioArctic ABとエーザイの共同研究から得られたアルツハイマー病に対する抗体。一般名:レカネマブ*2 北米*3 欧州、中東、アフリカ、ロシア、オセアニア*4 イーストアジア・グローバルサウス(EAGS):韓国、台湾、インド、アセアン、中南米、南アフリカなど*5 英国のユニバーシティカレッジロンドン(UCL)との共同創出品*6 Proof of Mechanism:作用機序の証明
睡眠領域における社会善の実現
2025年度進捗 障害の改善が出来る社会の実現
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「デエビゴ®」で年間製品売上 645億円
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「デエビゴ」 不眠症の中国での承認取得
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睡眠・覚醒の精密制御の確立をめざし、Ledasorexton*1のナルコレプシーに対するフェーズⅡ試験の開始
2026年度目標とKPI 睡眠障害の改善が出来る社会の実現
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「デエビゴ」で年間製品売上 約730億円の達成グローバルで年間約9万人に貢献し、年間製品売上3,000億円レベルの維持+新適応によるアップサイドをめざす※2
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「デエビゴ」 不眠症のEUでの承認申請
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睡眠・覚醒の精密制御の確立を目指し、Ledasorextonのナルコレプシーに対するフェーズⅡ試験の着実な進行
2028年度目標とKPI 睡眠障害の改善が出来る社会の実現
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「デエビゴ」で年間製品売上1,000億円レベルの達成
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「デエビゴ」 不眠症のEUでの承認取得
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睡眠・覚醒の精密制御の確立を目指し、Ledasorextonのナルコレプシーに対する承認申請
- オレキシンプラットフォームを用いた新規プロジェクトの早期臨床導入
最終目標 オレキシンによる神経状態制御のプラットフォームを用い、脳の病態と機能を制御し、人生100年時代のBrain Healthを支える
主なリスク -
新規プロジェクトの開発計画が中止あるいは遅延し、期待していた収益が得られないリスク
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競合激化により、「デエビゴ」の市場浸透が期待通りに進まないリスク
*1 オレキシン受容体作動薬
がん領域における社会善の実現
2025年度進捗 「レンビマ®」の価値最大化
- 「ウェリレグ®」*1との併用療法で日本・米国での腎細胞がん2L適応申請の達成
- グローバルで約8.4万人に貢献
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グローバルで3,425億円の売上収益
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「レンビマ」に続く新規プロジェクトによる難治性がん患者様への貢献
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オンコロジーフランチャイズの維持・拡大を企図し、タレトレクチニブ*2とSerplulimab*3の導入
2026年度目標とKPI 「レンビマ」の価値最大化
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「ウェリレグ」との併用療法で日本・米国での腎細胞がん2L適応の承認取得
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グローバルで約8万人に貢献し、年間製品売上3,400億円レベルの維持
- 「レンビマ」に続く新規プロジェクトによる難治性がん患者様への貢献
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E7386*4のフェーズⅡ試験のトップラインデータ取得
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自社創製および共同研究での新規プロジェクトの開始
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パイプラインの拡充と価値最大化を企図した製品獲得または共同開発・共同販促の実現
2028年度目標とKPI 「レンビマ」の価値最大化
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グローバルで約7万人に貢献し、年間製品売上2,500億円レベルの維持
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「レンビマ」に続く新規プロジェクトによる難治性がん患者様への貢献
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タレトレクチニブ 非小細胞肺がんのEU承認取得
- Serplulimab 小細胞肺がんおよび大腸がんの日本承認取得
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自社創製および共同研究での早期臨床導入
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パイプラインの拡充と価値最大化を企図した製品獲得または共同開発・共同販促の実現
最終目標 がんの発生から進行、再発、予防に至るまで患者様の人生全体を見据えた医療を実現
主なリスク -
「レンビマ」の新適応の開発、あるいは新規プロジェクトの開発計画が中止あるいは遅延し、期待していた収益が得られないリスク
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パートナーとの意見の相違が発生し、研究開発・生産・販売活動に遅延や非効率が生じるリスク
関連リンク
- 「患者様と生活者が自分らしく生きられる時間を」-がん
- がん領域における研究開発のあゆみ
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*1 「ウェリレグ」はMerck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの子会社であるMerck Sharp & Dohme Corpの登録商標。*2 Nuvation Bio Inc.から導入したROS1阻害剤*3 Shanghai Henlius Biotech, Inc.からの導入した、抗PD-1抗体*4 株式会社PRISM BioLabとの共同創出品
グローバルヘルス領域における社会善の実現
2025年度までの進捗 リンパ系フィラリア症(LF)
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累計28.1億錠のDEC錠無償提供や包括的取り組みによる制圧活動支援拡大・強化を行い、14カ国で集団投与(MDA)完了
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DEC錠が推計3,100万人に貢献し、約5,850億円*1の社会的インパクト創出
マイセトーマ
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疾患理解が未成熟なマイセトーマのペイシェントジャーニーの確立のための疫学調査推進
2026年度目標とKPI LF
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世界最大の蔓延国インドへのDEC錠無償提供や包括的取り組みによる制圧活動支援拡大・強化
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DEC錠34億錠の無償提供により、計25カ国*2でMDA完了
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DEC錠が約2,600万人に貢献し、年間約5,200億円*1,3の社会的インパクト創出
マイセトーマ
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ペイシェントジャーニー確立に向け、セクターを超えた連携を推進・強化
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スーダンにおけるE1224の承認申請と治療継続のためのアクセス試験の実施
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スーダン以外の蔓延国へのE1224のアクセス拡大に向けた臨床試験の開始
マラリア
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新規臨床試験の開始
2028年度目標とKPI LF
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DEC錠累計39億錠の無償提供により、インドを含む計30カ国*2でMDA完了
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DEC錠が約3,100万人に貢献し、年間約5,600億円*1,3の社会的インパクト創出
マイセトーマ
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ペイシェントジャーニー確立に向け、セクターを超えた連携を推進・強化
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スーダンにおけるE1224の承認取得と持続可能なE1224提供に向けた体制構築を加速
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スーダン以外の蔓延国へのE1224のアクセス拡大に向けた臨床試験の継続
マラリア
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新規薬候補1品目の臨床POC*4達成
最終目標 治療薬創出とアクセス拡大による制圧の実現、および医療較差是正への貢献
主なリスク -
蔓延国のLF対策優先順位の低下などによる、制圧活動の遅延のリスク
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新規感染症のパンデミックや紛争などによる制圧活動、新薬開発・承認プロセスの遅延のリスク
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顧みられない熱帯病やマラリアの特性として、治験環境が整わず想定より治験に時間を要するリスク
関連リンク
*1 価値創造レポート2024では、MDA実施による全体の社会的インパクトを2剤投与の前提で案分したDEC錠によるインパクトを示していましたが、WHO治療ガイドラインへの新規治療法(3剤投与)の追加や、LF制圧達成における併用薬剤や様々なパートナーの重要性を鑑み、DEC錠のみの社会的インパクトではなく、MDA実施による全体の社会的インパクトを示すことに変更*2 2030年までのWHOのLF制圧目標に基づく*3 2025年度の社会的インパクトの実績が2026年度および2028年度目標を既に達成したため、現在、目標とKPIを精査中*4 Proof of Concept:概念実証人財の価値最大化
2025年度進捗*1 -
hhc理念の浸透
企業理念浸透度 95% -
社員のエンゲージメントの向上
グローバルエンゲージメントサーベイでの高エンゲージメントの社員割合 85% -
多様性確保に向けた女性活躍の推進
エーザイ株式会社女性管理職比率 14.3%
2026年度目標とKPI*1 -
hhc理念の浸透
企業理念浸透度 96% -
社員のエンゲージメントの向上
グローバルエンゲージメントサーベイでの高エンゲージメントの社員割合 85%以上 -
多様性確保に向けた女性活躍の推進*2
エーザイ株式会社女性管理職比率 16%
2028年度目標とKPI*1 -
hhc理念の浸透
企業理念浸透度 96% -
社員のエンゲージメントの向上
グローバルエンゲージメントサーベイでの高エンゲージメントの社員割合 86%以上 -
多様性確保に向けた女性活躍の推進*2
エーザイ株式会社女性管理職比率 21%
最終目標 様々な価値観やバックグラウンド、能力を有する人財の強みや特性の最大化がもたらすソリューションとイノベーションによる企業価値の増大
主なリスク -
グローバル重要ポジションのサクセッションが困難になるリスク
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経営方針に合った人財の確保と育成が困難になるリスク
関連リンク
*1 価値創造レポート2025まで開示していた「従業員インパクト(人財投資効率)」のKPIは、それを向上させるためにはエーザイ株式会社(日本)の女性活躍の推進が重要であり、KPIが重複することから削除*2 取り組みが現地の規制で認められている地域 -