CDP気候変動レポート2019において最高評価であるAリストに選定

 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、非営利団体であるCDP1が発行した気候変動レポート2019において、気候変動対応で特に優れた活動を行っている企業として最高評価のAリストに選定されましたのでお知らせします。

 CDPはロンドンに拠点を置く非営利団体であり、主要国の時価総額上位企業や自治体に対し気候変動・水・森林に関する情報開示を求め、分析・評価した上で、投資家、企業および政府に開示しています。

 当社は、「エーザイ・ネットワーク(ENW)企業環境方針」に基づき、全社員が環境保全の重要性を認識し、地球環境との調和をめざした事業活動を展開しています。特に気候変動については、社会が直面する重要課題として位置づけ、2019年にScience Based Targets(SBT)イニシアチブ2から認定された科学的根拠に基づく温室効果ガス排出削減目標を定め、取り組みを強化しています。また、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)3のフレームワークを活用し、気候変動が当社の事業活動に与える影響を中長期的に捉え、ビジネス上のリスク低減と機会創出に取り組んでいます。

  

 当社は、患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献し、世界のヘルスケアの多様なニーズを充足することを企業理念と定めています。このヒューマン・ヘルスケア(hhc)理念のもと、気候変動に対する取り組みを強化し、社会の持続性確保に貢献してまいります。

 

以上

 

エーザイの環境活動については「環境報告」をご参照ください。

    https://www.eisai.co.jp/ir/library/annual/index.html

 

1 旧名称:Carbon Disclosure Project

2 CDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)および世界自然保護基金(WWF)による国際的な共同イニシアチブ

3 TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)は、G20の財務大臣・中央銀行総裁からの要請を受け金融安定理事会(FSB)の下に設置された、民間主導による気候関連財務情報の開示に関するタスクフォース