エーザイの温室効果ガス削減目標が「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」から承認取得

 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、当社が取り組む中長期的な温室効果ガスの削減目標について、「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」から承認を取得しましたのでお知らせします。

 

 「SBTイニシアチブ」とは、環境分野に関わる情報開示プログラムを運営する国際NGOであるCDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界自然保護基金(WWF)、および世界資源研究所(WRI)による国際的な共同イニシアチブです。パリ協定では、世界共通の温室効果ガス削減における長期目標として、産業革命前からの平均気温の上昇を2℃未満にすることが盛り込まれています。「SBTイニシアチブ」は、このパリ協定の採択を契機に、Science Based Targets(科学と整合した目標設定)という、「2℃目標」に合致した意欲的な目標を設定する企業を認定しています。このたび、当社の設定した以下の温室効果ガスの排出削減目標が、科学的根拠に基づいていると認められ、「SBTイニシアチブ」から承認を取得しました。

 

・ 温室効果ガスの排出量(スコープ1+2)を2030年度までに2016年度から30%削減する。

・ 温室効果ガスの排出量(スコープ3のうち購入した製品・サービスに基づく排出量)を2030年度までに2016年度から30%削減する。

 

スコープ1: 化石燃料使用により、大気中へ放出された温室効果ガス直接排出量

スコープ2: 他者から供給を受けた電気、蒸気の利用に伴う温室効果ガス間接排出量

スコープ3: サプライチェーンにおける自社を除く間接的な温室効果ガス排出量

 

 詳細は、「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」(英語)のホームページをご参照ください。

 

 当社は患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献し、世界のヘルスケアの多様なニーズを充足することを企業理念と定めています。このヒューマン・ヘルスケア(hhc)理念のもと、気候変動への取り組みを強化し、社会の持続性確保に貢献してまいります。

 

 

以上