認知症

戦略の概要

エーザイは、40年以上にわたって、認知症領域の研究開発や販売の経験と実績を積み重ねてきました。1997年に販売を開始した「アリセプト®」は、世界100カ国以上で承認を取得しています。2023年から、アルツハイマー病の原因に作用する抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レケンビ®」の提供を開始しています。

さらに、アミロイドβと並んで、ADのもう一つの脳内病理学的変化の特徴であるタウ病理をターゲットとした抗MTBRタウ抗体E2814の開発、アルツハイマー病で生じる神経細胞の機能低下を再活性化する化合物E2511およびE2025の研究開発を進めています。また、認知症の克服には、複合病理への対応が必須であるという認識のもと、AD以外の神経変性疾患への対応を見据え、他の認知症の病因であるα-シヌクレイン等の病理をターゲットにした疾患修飾薬開発にも取り組んでいます。これらの研究開発には、エーザイがこれまで認知症治療薬の研究開発で培った経験、知識、ノウハウに加え、最新の科学的な見地やデータを有する疾患のスペシャリストである研究機関等の協業によって、認知症治療薬の研究開発を加速させます。

治療薬というアプローチに加え、デジタルソリューションの開発や、他産業、アカデミア、自治体との協業によって認知症エコシステムを構築し、認知症当事者様の予防からケアまでを包括的に支援する取り組みを推進します。具体的には、デジタル事業会社テオリア・テクノロジーズによるデジタルソリューション開発や他社との健康サービスプラットフォーム開発、ADの超早期診断を実現するためのアカデミアおよび診断薬開発企業との協業による血液で脳内Aβ病理を確認する検査の確立・普及、自治体と協業した認知症検診の支援、当事者様の医療・介護の負担軽減に向けた保険会社との業務提携などを行います。

認知症領域におけるこれまでの研究開発のあゆみはこちら

マテリアリティ

人々の健常状態から高リスク、発症・治療、経過観察・予後までの全ステージを支え、包み込む認知症エコシステムの構築により、すべての人が認知症を乗り越えられる社会の実現をめざして、2030年度を見据えた長期目標とKPIを設定し、進捗を管理しています。

認知症領域における長期目標・KPI・リスクはこちら

中期経営計画「EWAY Future & Beyond」とその進捗

中期経営計画「EWAY Future & Beyond」での進捗はこちら

最新の主要開発品

認知症に関する最新の主要開発品のご紹介です。
詳細はこちら

他産業連携によるソリューションの提供

当社は、患者様と生活者の皆様の「“生ききる”を支える」をビジョンとして、最も強みを持つ認知症領域に立脚したサイエンスとデータに基づくソリューションを創出し、他産業やグループとの連携によるエコシステムの構築を推進しています。

長年実践してきたヒューマン・ヘルスケア(hhc)理念に基づく、顧客の憂慮を知り、取り除くための戦略を立案し、解決するというhhcプロセスを磨き、一人ひとりの人生に寄り添いたいと考えています。

その結果として、健康な状態から最期の時まで、その人らしく生ききることを叶え、支えるhhceco(hhc理念+エコシステム)企業へと進化することをめざしています。

パートナーとの連携(他産業・自治体)

エコシステム構築における他産業・自治体との連携事例をご紹介します。
詳細はこちら

パートナーとの連携(血液バイオマーカー)

血液バイオマーカーに関するパートナーとの連携事例をご紹介します。
詳細はこちら

認知症に、新しい答えを。

認知症への「新しい答え」を追求し続けるエーザイの想いと活動を、より多くの一般生活者の皆様にご理解いただくために特設サイトを公開しました。

「認知症に、新しい答えを。」の詳細はこちら