ロンドン大学より「2014 エンタープライズパートナー賞」を受賞神経領域における研究とオープン・イノベーションによる貢献が評価

エーザイ株式会社
ロンドン大学

エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下 エーザイ)と英国のロンドン大学(University College London、以下 UCL)は、このたび、エーザイが「2014 UCLエンタープライズパートナー賞」を受賞したことをお知らせします。

UCLエンタープライズ賞は、2008年に創設され、UCLの革新的で起業家精神に富んだ研究者、学生やパートナーの努力と成果を表彰するものです。今回の受賞は、エーザイがオープン・イノベーションを通じて、世界トップクラスの学術機関であるUCLとともに神経領域での創薬探索研究に注力していることが高く評価されたものです。

UCLの副学長(事業担当)であるStephan Caddick教授は、「我々は エーザイが2014年のUCLエンタープライズパートナーに選ばれたことを大変嬉しく思っています。エーザイのビジョン、協働的な姿勢、そして革新的な精神は、このパートナーシップだけでなく、神経疾患を抱える次世代の患者様にとっても、共通の価値の創造に貢献しています」と述べています。

エーザイとUCLは、神経領域の研究において長年に亘りパートナーシップを組んでいます。近年、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経疾患に対する革新的な治療法開発に向けた創薬探索研究においてもオープン・イノベーションのコンセプトを取り入れた提携を実施しています。本提携により、神経変性疾患領域におけるUCLの世界トップクラスの基礎およびトランスレーショナル研究力と、エーザイの創薬、開発、新薬の市場導入に関する専門知識という両者の強みを最大化し、患者様貢献を実現してまいります。

エーザイニューロサイエンス創薬ユニットのプレジデントであるLynn Kramer博士は、「エーザイは、UCLとのパートナーシップを通じてオープン・イノベーション体制を構築していることを大変誇りに思っています。この名誉ある賞によって、神経変性疾患に苦しむ患者様に新たな治療法を提供するため、創薬研究の限界に挑戦している両者の継続的な努力が認められたことを光栄に思います」と述べています。

「 2014 UCLエンタープライズパートナー賞」受賞者の動画は下記リンクよりご覧ください。

http://www.ucl.ac.uk/enterprise/about/awards/2014/eisai/

以上

[参考資料として、UCLエンタープライズ賞、UCLエンタープライズおよびロンドン大学(UCL)について添付しています]

本件に関する報道関係お問い合わせ先

<参考資料>

1. UCLエンタープライズ賞について

2008年に始まったUCLエンタープライズ賞は、UCLの革新的で起業家精神に富んだ研究者、学生やパートナーの努力と成果を表彰するものです。当授賞式は、UCLがイノベーションと商業活動の中心であることを示すと同時に、起業した研究者と投資家が出会う場ともなります。より詳細な情報は、http://www.ucl.ac.uk/enterprise/about/awards/2014をご覧ください。

2. UCLエンタープライズについて

UCLエンタープライズは、商業的および社会的ベネフィットを目的としたビジネスを支援するUCL内の組織です。UCL Advances、UCL Business とUCL Consultantsという3つの部署と企業や産業とのパートナーシップから構成され、起業およびその後の成長と発展に必要となる能力と資源をUCLから提供します。

3. ロンドン大学(University College London: UCL)について

UCLは、英国においてオックスフォード大学、ケンブリッジ大学に次いで1826年に設立されました。UCLは人種、階級、宗教や性別に関係なく、学生に門戸を開いた初めての大学であり、また、法律、建築、医学に関する教育プログラムを最初に導入しました。様々な国際的なランキングにおいて、世界トップクラスの大学の一つととして評価されています。 UCLは現在約140カ国から27,000人の学生が集い、11,000人を超える職員を擁します。また、UCLの年間収入は約10億ポンドとなっています。UCLの詳細情報はUCLのホームページ(http://ucl.ac.uk/about-ucl)またはツイッター@uclnewsよりご覧下さい。