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- 2026年5月26日
三菱UFJ信託銀行株式会社
エーザイ株式会社
三菱UFJ信託銀行株式会社(本社:東京都、取締役社長:窪田 博、以下 三菱UFJ信託銀行)とエーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤 晴夫、以下 エーザイ)は、このたび、認知症の予防に向けた認知機能に関する情報提供の取り組みで提携したことをお知らせします。
超高齢社会の進展に伴い、歳を重ねても豊かで安心した生活を送るために、健康管理や資産形成が求められています。認知機能や判断能力は加齢とともに低下する傾向があり、特に金融商品取引においては、その影響に十分配慮した対応が重要となっています。このような社会的な背景に向き合うべく、三菱UFJ信託銀行は、超高齢社会における金融サービスの高度化を目的として、認知機能の状態に配慮した金融商品適合性チェック支援AIアプリ(以下、本アプリ)の活用を進め、昨年2月から12月までの期間において、500名超のお客様に利用されました。本アプリは、会話や表情といった自然なデータを用い、脳の認知機能を15段階で推定・可視化し、金融商品の適合性判断を支援するための参考情報として活用されています。
今回の提携において、エーザイは、三菱UFJ信託銀行に対して、認知症領域に関する約40種類の情報資材を提供するとともに、脳の健康に関する情報サイト 「脳活ライフ特集*」に関する情報を提供します。同サイトでは、相談先や専門医療機関の情報、脳トレゲーム、エクササイズなどの情報が掲載されています。三菱UFJ信託銀行は、エーザイから提供された情報資材などを活用し、本アプリの利用を起点として認知機能に関する情報提供を開始します。また、当該情報資材については、三菱UFJ信託銀行の高齢のお客様サポートの一環として、他の場面での利用も検討していきます。これらにより、MCI(軽度認知障害)の疾患啓発や認知機能の維持・向上に資する情報を継続的に提供することで、高齢の利用者様がより安心して金融サービスを利用できる環境づくりを進めてまいります。
三菱UFJ信託銀行とエーザイは、本提携により、認知機能の状態に応じて安心して金融サービスを利用できる社会、および、誰一人取り残さない「認知症と共生する社会」の実現に貢献してまいります。
*エーザイが提供する脳の健康に関する情報サイト。「人生100年時代」を楽しく健康にいきいきと暮らし続けるための、認知機能の維持・向上などに役立つ様々な情報へのアクセスが可能です。
以上
本件に関する報道関係お問い合わせ先
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三菱UFJ信託銀行株式会社
経営企画部 広報室
TEL:03-6214-6044
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エーザイ株式会社
PR部
TEL:03-3817-5120
<参考資料>
- 1. 三菱UFJ信託銀行株式会社のAIアプリを用いた取り組み
三菱UFJ信託銀行では、2025年2月より、一部店舗において「金融商品適合性チェック支援AIアプリ」を導入しています。本アプリは、会話や表情といった自然なデータを用い、脳の認知機能を15段階で推定・可視化し、金融商品の適合性判断を支援するための参考情報として活用されています。
実際に本アプリをご利用いただいたお客さまからは「資産運用を今後も続けていく自信が持てた」、「一定年齢を超えると手続きしてもらえないこともある。認知機能に応じて個別で判断されるようになると良い」などのお声をいただいています。また、営業店担当者からは「お客さまとの対話のきっかけが広がった」、「結果として資産運用以外のご相談に繋がるケースも見られた」などの意見が出ております。
- 2. 三菱UFJ信託銀行株式会社の「金融商品適合性チェック支援AIアプリ」について
・日本初の金融業務特化型認知機能推定AIアプリ
金融機関の社員とそのお客さまが利用する、金融商品の適合性判断を支援するための業務用アプリケーションとして、厚生労働省およびPMDA(※1)に報告・確認を実施して構築しています。そのため、金融機関としても安心して業務導入が可能です。なお、当該プログラムは、疾病の診断、治療又は予防に使用されることを目的としていません。
・音声・表情といった自然なデータで、段階別(グラデーション)測定が可能
自然に取得可能なデータをインプットとするため、短時間でお客さまに負担を掛けることなく、状態の可視化ができます。
また、「認知症か否か」を判断するものではなく、認知機能を15段階で測定できます。
・ライトな標準ツール導入から、フルカスタマイズまで柔軟に対応可能
様々な金融機関で業務適用可能な汎用性高いツール(アプリ)として設計しているため、数週間ほどの短期間での導入が可能です。また、各金融機関の業務コンサルティング、既存システム・DBとの連携や、UIのカスタマイズなど、柔軟な対応が可能であり、例えば、定期的なモニタリングとしての活用も可能です。標準ツールはIBM Cloud上で稼働し、AWS等の他Cloudへの導入・連携も可能です。
・世界を代表する医療機関での監修・研究実績
2018年から順天堂大学内に「神経変性・認知症疾患共同研究講座(講座代表者:医学部神経学講座教授服部信孝)」(※2)を設立し、脳の認知機能レベルを音声・表情等の自然データから推定するAIの研究開発をしてきました。これまで累計600症例以上にわたる認知症を始めとした脳神経疾患患者や健常者の方への臨床試験を実施してきています。本研究の成果は、技術的妥当性があり、各分野の専門家が関心を示すものとして、世界的に著名な学術雑誌である「Scientific Reports」に論文採択されました。
・AI倫理の審査を実施
利用しているデータや、その取得・保管方法、AIモデルのロジックなどが道徳的であるかどうか、複数回にわたってAI倫理審査チームによる審査を実施しています。
なお、本アプリは、お客さまの資産形成の相談に応じる金融機関の社員が、お客さまの金融機関金融商品の適合性判断を支援するための参考情報を提供するもので、有価証券の販売・勧誘又は投資助言を行うものではありません。
※1: PMDA:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA:Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)は、医薬品や医療機器などの品質、有効性および安全性について、治験前・承認・市販後の分析などを一貫して実施し、国民保健の向上に貢献することを目的とした組織。近年、デジタル技術等を利活用したプログラム医療機器(SaMD:Software as a Medical Device)への該当性判断なども行っています。
※2: 神経変性・認知症疾患共同研究講座:2018年12月に順天堂大学内に設立され、2023年時点で、キリンホールディングス、三菱UFJ信託銀行、グローリーが参画している共同研究講座(講座代表者:医学部神経学講座教授服部信孝)。日本IBMのAI(人工知能)およびデータ解析技術を活用しています。
- 3. エーザイの認知症の取り組みについて
エーザイ株式会社は、患者様と生活者の皆様の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念とし、この理念のもと、人々の「健康憂慮の解消」や「医療較差の是正」という社会善を効率的に実現することをめざしています。グローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、戦略的重要領域と位置づける「神経領域」「がん領域」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。
当社が特に注力している認知症領域においては、治療薬の創製にとどまらず、予防からケアまで、認知症当事者様・ご家族・生活者の皆様を包括的にサポートする「認知症エコシステム」を構築することを通じて、誰もが自分らしく「生ききる」ことができる「認知症共生社会」の実現に取り組んでいます。「認知症へ、新しい答え。」を追求し続ける当社の想いと活動を、より多くの一般生活者の皆様にご理解いただくために、特設サイト(eisai.co.jp/newanswer/)を公開しています。エーザイ・グループのテオリア・テクノロジーズ株式会社が運営する認知症ポータルサイト「テヲトル」(theotol.soudan-e65.com/)では、MCIおよび認知症の種類や原因、治療に関する情報や、介護方法・体験談などのコンテンツやサービスを、一般の方々に向けてわかりやすく紹介しています。
- 4. 三菱UFJ信託銀行株式会社について
設立 :1927年3月10日
代表者 :取締役社長 窪田 博
事業内容 :銀行業務、信託業務(三菱UFJフィナンシャル・グループの中核企業として、資産運用・資産管理、不動産、証券代行、相続関連業務など、信託銀行ならではの機能と高い専門性を発揮し、幅広い領域で信託型コンサルティング&ソリューションビジネスを展開しています)
5. エーザイ株式会社について
設立 :1941年12月6日
代表者 :代表執行役CEO 内藤 晴夫
事業内容 :医薬品の研究開発、製造、販売および輸出入
URL: https://www.eisai.co.jp/index.html
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