バイオジェンとのアルツハイマー病治療薬の提携契約の変更に伴う経済条件について

 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、本日発表した、バイオジェンとのアルツハイマー病治療薬の提携契約の変更に伴う経済条件について、以下の通りお知らせします。

 

 本契約の変更により、2023年1月1日から、グローバルな損益分配モデルから、ADUHELM®の売上に応じた段階的なロイヤルティの受領モデルに移行します。エーザイが受領するロイヤルティ率は下表の通りとなります。

 

エーザイが受領する売上ロイヤルティ率

※左右にスクロールできます

ADUHELM 暦年売上高ロイヤルティ率
250 百万米ドル以下 2%
250 百万米ドル超~500 百万米ドル以下 3.5%
500 百万米ドル超~10 億米ドル以下 6%
10 億米ドル超  8%

 

 また、暦年2022年(2022年1月1日~2022年12月31日)におけるADUHELMに関する経済条件に大きな変更はありませんが、開発、商業化、製造関連費用を含むエーザイの負担額として設定された上限額は、335百万米ドルとなります。

 

 

 なお、本提携契約の変更による2022年3月期の業績予想への影響ついて、現時点では修正は行いません。今後、事業環境等の変化を踏まえ、修正の必要があると判断した際には、速やかに公表します。

 

 

 本日発表した、バイオジェンとのアルツハイマー病治療薬の提携契約の変更に関するニュースリリースのリンクはこちらです。

 

* ADUHELM®(一般名:アデュカヌマブ)はバイオジェン社の登録商標です。

 

以上