国際的な環境イニシアチブ「RE100」に加盟

 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、本日、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることをめざす国際的な環境イニシアチブ「RE100」に加盟したことをお知らせします。

 

 RE100は、脱炭素社会の実現に向け、事業活動における使用電力を100%再生可能エネルギーに切り替えることにコミットするイニシアチブであり、世界の企業約300社が加盟しています。本イニシアチブは国際的な環境NGOであるThe Climate GroupがCDPとのパートナーシップのもとで運営しています。

 当社は、2021年5月に温室効果ガス(GHG)削減に向けた長期目標として2040年のカーボンニュートラル達成を宣言しており、また中期目標として2030年までに当社グループにおける電力の再生可能エネルギー使用率を100%とすることをめざしています。今回のRE100加盟に伴い、従来からの省エネおよび再生可能エネルギー利用の推進に加え、PPA(Power Purchase Agreement、販売契約)モデルによる太陽光発電の利用、自然エネルギー発電設備の導入等を進め、目標達成に向けた取り組みを加速していきます。

 

 当社の加盟について、The Climate GroupのRE100のヘッドであるSam Kimmins氏は、「エーザイが、CDPとのパートナーシップのもと、The Climate Groupが主導する世界的なイニシアチブであるRE100に加盟したことを嬉しく思います。エーザイは、2030年までに再生可能エネルギー由来の電力を100%使用することを約束し、気候変動対策においてリーダーシップを発揮しています。エーザイは、日本の50社以上のRE100加盟企業とともに、再生可能エネルギーの活用は事業活動にとって重要であるという強力なメッセージを発信しています」とコメントしています。

 

 当社は、企業理念として「患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する」ことを掲げており、この理念を一言に集約したものを「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)理念」と呼んでいます。当社はこのhhc理念実現に向け、事業活動の基盤である地球環境の持続性確保に向けた活動を一層強化してまいります。

 

 当社の環境活動についてはコーポレートサイトをご参照ください。

 https://www.eisai.co.jp/sustainability/environment/index.html

    

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