埼玉りそな銀行とエーザイによる埼玉県における認知症との共生と予防に向けた業務提携について認知症エコシステムの構築

株式会社 埼玉りそな銀行

エーザイ株式会社

                        

 りそなグループの株式会社埼玉りそな銀行(本社:埼玉県、社長:福岡 聡、以下 埼玉りそな銀行)とエーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤 晴夫、以下 エーザイ)は、埼玉県民の皆さまが末永く健康で安心して暮らせる地域社会を実現するため、本日、認知症の共生と予防に取り組むエコシステム(以下、「認知症エコシステム」)構築に向けた業務提携契約を締結したことをお知らせします。

 

 埼玉県は全国トップクラスのスピードで高齢化が進行すると見込まれており、認知症の共生と予防に向けた取り組みが大きな課題のひとつです。埼玉りそな銀行とエーザイは、本業務提携を通じて埼玉りそな銀行が有する埼玉県内のお客さま基盤・ネットワークと、エーザイの認知症領域における創薬活動や疾患啓発活動の豊富な経験知を融合させた認知症エコシステムを構築し、県民ならびに県内企業の皆さまの健康生活のサポートおよび持続可能な地域社会づくりを行います。

 

 その取り組みの第一弾として、埼玉りそな銀行が取り扱う投資信託「埼玉りそな・グローバルバランス・プラスESG~SaitamaDGs~」※1のご契約者さまに、エーザイのブレインパフォーマンス(脳の健康度)セルフチェックツール「のうKNOWTM」(ノウノウ、非医療機器)※2を提供します。お客さまに埼玉県債などへの投資を通じた資産形成と地域貢献の機会を提供するとともに、ブレインパフォーマンスの定期的なチェックと生活習慣の改善を通じた脳の健康維持により、安心した暮らしの実現をサポートします。

 

 さらに、埼玉りそな銀行とエーザイは、認知症エコシステムを通じて県内自治体や企業、大学、公共機関等と連携し、県民の皆さまの不安の軽減・解消や豊かな老後生活の実現、県内企業の健康経営の実現など、持続可能な安心して暮らせる地域社会づくりに向けた価値共創をめざしてまいります。

   

【認知症エコシステムによるめざす姿のイメージ図】

 

                            

    • ※1
      お客さまへの中長期の資産形成サポートとして国際分散投資やESG投資を行うとともに、埼玉県債も投資対象とする投資信託です。お客さまに資産運用を通じてSDGs実現に参画する機会や県内の地域・社会に貢献する機会を提供しています。本商品の収益の一部を、埼玉県の「新型コロナウイルス感染症対策推進基金」に寄附し、医療従事者や医療機関の活動を支援する埼玉県の取り組みをサポートすることで、新型コロナウイルスに負けない社会づくりに貢献したいというお客さまのニーズにお応えします。
    • ※2
      パソコン、タブレット端末またはスマートフォンを用いた簡便なトランプテストによって、脳の反応速度、注意力、視覚学習および記憶力を評価する 4つのテストを行い、ブレインパフォーマンス(脳の健康度)をチェックします。利用者が単独かつ短時間(約15分)でチェックすることができ、日常生活や健診等において、定期的なセルフチェックが可能です。結果画面には、「記憶する」「考える」「判断する」などのブレインパフォーマンスを定量化した指標(「ブレインパフォーマンスインデックス(BPI)」)と生活習慣においてブレインパフォーマンスを維持するためのアドバイスが表示されます。

以上

           

本件に関するお問い合わせ先

  • りそなホールディングス

    コーポレートコミュニケーション部(埼玉分室)

    TEL:048-835-1524

  • エーザイ株式会社

    PR部

    TEL:03-3817-5120

 

参考資料>

1.株式会社埼玉りそな銀行について

 埼玉りそな銀行は、創業来変わらぬ目指す姿である『埼玉県の皆さまに信頼され、地元埼玉とともに発展する銀行』の実現に向け、地域・お客さまの暮らしや事業の将来にわたる身近で頼りがいのあるパートナーとしての存在価値の発揮に、役職員一丸となって挑戦しています。

 当社を含むりそなグループは2020年5月に新たな中期経営計画を公表いたしました。社会とグループの持続的成長を目指した「レゾナンス・モデルの確立(Resonance:「共鳴」)」を基本方針とし、お客さまのこまりごと、社会課題を起点に、従来の銀行の常識や枠組みにとらわれることなく、新しい発想、幅広いつながりが育む様々な「共鳴」を通じて、お客さまに新たな価値を提供します。

 さらに、埼玉県ならびに各市町村や企業・学校など地域との連携を深め、次世代の街づくりや環境、文化、教育などの分野にも積極的に関与するなど、金融の枠にとらわれることなく新しい価値のあるサービスにも挑戦し、地域経済の活性化や地域課題の解決に取り組んでいきます。

 株式会社埼玉りそな銀行の詳細は、https://www.saitamaresona.co.jp/をご覧ください。

 

2. エーザイ株式会社について

 エーザイは、患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念としています。グローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、戦略的重要領域と位置づける「神経領域」「がん」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、世界で約1万人の社員が革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。

 エーザイは、2021年4月より新たな中期経営計画「EWAY Future & Beyond」を開始しており、AIなど最新のデジタル技術を用い、患者様だけでなく一般生活者の皆様も含めたThe Peopleに対して医薬品のみならずソリューションをお届けし、その憂慮を取り除きます。エーザイは、hhc理念にecosystemをプラスしたhhcecoでこれを実現していきます。様々な外部パートナーの技術と自社のR&Dとのシナジーにより、医薬品に加えソリューションをパッケージ化してお届けするEisai Universal Platformを幹とし、他産業・団体との共生によりThe Peopleの多様な憂慮を取り除くことをめざします。

 また、当社は開発途上国・新興国における医薬品アクセスの改善に向け主要なステークホルダーズとの連携を通じ積極的な活動を展開しています。

 エーザイ株式会社の詳細情報は、https://www.eisai.co.jpをご覧ください。