認知症当事者の方が安心・安全に暮らせる地域づくりに貢献するために
文京区立茗台中学校で認知症啓発授業を実施

  • シェア
  • ツイート
  • シェア
  • ツイート

2022年4月

2022年3月、文京区立茗台中学校で卒業を間近に控えた3年生の皆様に、エーザイ社員が認知症啓発授業を実施させていただきました。

 

エーザイは、2015年6月に本社がある文京区と「認知症の人とその家族を地域で支えるまちづくり連携協定」を締結し、認知症啓発や認知症検診事業など、認知症になっても暮らしやすい地域づくりに取り組んでいます。

 

今回は、文京区にお住いの認知症当事者の方が安心・安全に暮らせる地域づくりに貢献することを企図して、将来地域を支えていく茗台中学校の生徒の皆さんに、高齢化が進む日本において認知症を正しく理解し、認知症当事者の方との適切な接し方を学んでいただけるよう、授業を実施しました。

 

授業では、当社が開発した「中高生向け認知症教材」と認知症啓発ビデオ「おばあちゃんが家に来た~認知症って?~」を使って、生徒の皆さんに認知症当事者の方の気持ちや適切な接し方などについて考えていただきました。また、認知症のほか、新薬開発の過程や、将来のキャリア形成に向けた学校での学びの大切さについてもお話しさせていただきました。

 

授業後のアンケートでは、生徒の皆さんから「今回の授業を活かし、認知症当事者の方の気持ちを考え、思いやりを持って行動するようにします」「自分たちがこれからの高齢化社会を支えていきます」などの心強い抱負をいただきました。さらに、「認知症をはじめ様々な疾患に対する新薬開発を期待しています」など、エーザイへ応援メッセージもいただきました。

 

  

エーザイは、hhc理念のもと、文京区をはじめとした地域社会との連携を深め、これからも認知症当事者の方とそのご家族が安心・安全に暮らしていける地域づくりに貢献してまいります。