未来を担う子供たちへメッセージを発信
エーザイの医薬品アクセスについて、小学生に向けた出張授業を実施

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2022年2月

千葉市立幕張小学校4年生の児童の皆さんに向けて、エーザイ社員が出張授業を行い、医薬品アクセス向上に向けた活動を通じた当社のSDGsへの取り組みを紹介させていただきました。小学生を対象にSDGsに関する授業を実施することは、当社にとって初めての試みでした。

 

授業の様子

*エーザイは、開発途上国・新興国の方々に必要な医薬品をお届けするために、「医薬品アクセス」向上活動に取り組んでいます。詳細はこちらをご覧ください。当社はSDGsの達成に向け、GOAL3「すべての人に健康と福祉を」のほかに、GOAL1「貧困をなくそう」、GOAL6「安全な水とトイレを世界中に」、GOAL10「人や国の不平等をなくそう」、GOAL17「パートナーシップで目標を達成しよう」について、世界中の多くのパートナーとともに取り組んでいます。

 

授業では、児童の皆さんに、「SDGs達成に向け、社会の一員として自分たちができる取り組み」について考えていただくことをめざしました。はじめに、「病気になったら病院に行って、お医者さんに診てもらったり、薬を飲んだりする」という日本の小学生にとってはごく普通のことが、開発途上国・新興国などの国々では必ずしも当たり前ではない、そんな世界の現状を伝えました。つぎに、世界中の人々に必要な薬を届ける私たちエーザイの取り組みの事例として、リンパ系フィラリア症(LF)治療薬のひとつであるDEC錠を開発途上国・新興国の方々に届ける活動を紹介しました。そのなかで、薬を服用する習慣のない国々では、子供たちが、学校でLFについて学んで自分の家族に薬を飲むことの重要性を伝えたり、歌やダンスを踊ってLF啓発イベントに参加したり、子供たちが重要な役割を果たしていることなどを話しました。

 

 

LFに関する説明を聞いた子供たちは、家に帰り、
家族に薬を飲むことの大切さを伝えます
(インド)
 
イベントでLFに関する歌やダンスをすることによって
 正しい知識を参加者に伝えています
 
(インドネシア)

児童の皆さんは私たちエーザイ社員の話を真剣に聞いて、授業の時間内では答えられないほど沢山の質問を投げかけてくれました。児童の皆さんが日頃からSDGsについて熱心に勉強をしている上に、私たちの出張授業の前に先生方が学習準備をしてくださったことが、活発で有意義な授業につながりました。改めて、エーザイの取り組みを紹介する貴重な機会を与えていただいた児童の皆さんと先生方に感謝申し上げます。

 

これからも、当社は「必要とされる医薬品を一つでも多くお届けし、一人でも多くの方の希望をつくりたい」という想いを込めながら、開発途上国・新興国での医薬品アクセスの向上を通じて、世界の患者様とそのご家族のベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。