社員を対象に認知症サポーター養成講座の開催
~患者様の尊厳を大切にした接し方を学び、理解を深めるために~

2010年10月

9月21日は世界アルツハイマーデーです。この日を記念して「認知症サポーター養成講座」を開催し、当社の生産や物流を担当するデマンドチェーンシステムズを中心に本社に勤務する約40名の社員が集まりました。認知症サポーター養成講座は、厚生労働省の「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」構想の一環で、「認知症サポーター100万人キャラバン」(http://www.caravanmate.com/)が事務局となって推進している活動です。

認知症サポーター養成講座の様子

今回の研修では、認知症サポーター養成講座の講師資格を有する社員が「認知症の基礎知識や、認知症について正しく理解しご本人やご家族を支えるための接し方と心遣い」を指導しました。さらに、エーザイ本社のある東京都文京区における認知症への取り組みを紹介しました。

講座終了後、受講者は認知症を支援する意志表示の目印である「オレンジリング(オレンジ色のブレスレット)」を身に付け、認知症サポーターへの仲間入りをしました。

受講者からは、「今回、改めて疾病の与える精神的インパクト、患者様自身の不安や憤り、人間の尊厳に対する敬意の大切さを学びました。」、「今回の講座を通して、できないことばかりに注目するのではなく、どのように患者様に接すれば、患者様自身の可能性を広げることができるかという考え方を学ぶことができました。」また、「認知症の症状に対して、本人が一番憤りや悲しみを感じている、ということを知り、自分の認識を改めることができました。」、「自分が在住している地域の活動状況を確認し、参加できるものを模索してみようと思いました。」等、新たな気づきや実際に認知症サポーター活動に参加したいという感想が多数寄せられました。

この講座の受講を通じて、「患者様と直にふれあう際には、患者様やそのご家族の気持ちを汲み取ることが何よりも大切である」ことの理解が深められました。また、製薬会社の社員として、日常業務において使命を全うする決意を新たにしました。