病気になっても安心して暮らせる「まちづくり」を目指して

2009年6月

当社では、国内の事業活動の大きな目標の一つとして、病気になっても安心して暮らせる「まちづくり」を掲げています。

当社の考える「まちづくり」とは、医療・介護の専門家や行政・自治体、そして地域の住民の方々が連携し、患者様にやさしい「まち」を実現することです。病気の早期診断や治療へのアクセスが十分に確保され、寝たきりになる方がひとりでも少なくなるような「まち」をめざしております。

アルツハイマー型認知症治療薬の開発・販売から得た経験を持つ当社は、認知症になっても安心して暮らせる「まちづくり」に向けて、以下のような取り組みを通じ、地域ごとに患者様を取り巻く社会環境を整備するお手伝いをしてきました。

  • 認知症に対する理解を深め、早期受診を促すための啓発活動

    患者様や一般生活者の方々を対象とした認知症フォーラムの開催など

  • 介護マニュアル作成

    保健・医療・福祉関係の方々と協力し、介護に携わる方々を対象としたマニュアルの作成

  • VSRAD(早期画像診断システム)の開発と普及

    MRIを活用した認知症の画像診断を支援するツールの開発と医療機関への配布

  • 地域におけるかかりつけ医と専門医とのネットワークづくりの支援

しかし、地域における課題はまだまだ多く残されているのが現状です。そこで、当社ではこうした活動をさらに推進するため、2008年10月に「まちづくり」支援の専門組織として、コミュニティ・ネットワーク支援室を立ち上げました。

現在、多くの社員が、全国各地で医療のみならず介護・福祉の面から地域が抱える課題の把握につとめ、課題解決に向けた取り組みを展開しています。

また、今後は、認知症だけでなく、要介護につながる原因疾患である骨粗しょう症、関節リウマチ、心房細動などについても活動を広げてく予定です。

「まちづくり」はヒューマン・ヘルス・ケア(hhc)理念を具現化するための活動です。今後も、全社員が心をひとつにし、病気になっても患者様・ご家族が安心して暮らせる「まちづくり」に取り組んでまいります。