2006年6月
MR(Medical Representative 医薬情報担当者)は、医療関係者を通じて適正に医薬品を患者様にお届けするため、医療関係者に対して、医薬品の適正使用情報を提供するとともに、薬効、副作用等についての情報を収集するのが主な仕事です。
新人MRの配属が決まったとき、滋賀医薬部のMRは、まずこの「患者様の視点を大切にする感性」を育むことが、エーザイMRとして、もっとも大切だと考えました。
そこで、認知症患者様へのケアについて勉強をした上で、近隣のグループホームに訪問許可を得て、医療現場体験をさせていただきました。レクリエーションに参加させていただいたり、介護のお話を伺ったり、施設利用者や介護スタッフの方々とのコミュニケーションを通じて、新人MRをはじめ、各MRのこころには、ある「思い」が生まれました。「何とかして認知症患者様の現状を打破したい!」「ご家族や介護スタッフの方のご不安を何とかしたい!」「患者様とご家族双方のご負担を少しでも軽減したい!」
この「思い」からヘルスケアの主役である患者様とそのご家族、生活者の方々のベネフィット向上のために、何をなすべきか。滋賀医薬部のMRは、近江商人から現代に伝わる「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」の精神になぞらえて「患者様よし、ドクターよし、滋賀医薬部よし」をスローガンに、hhc活動を通してCSRを果たすべく、日々のMR活動を行っています。