フランスにおける社会貢献活動の最新の話題

2005年10月

フランスの販売会社であるEisai S.A.S.(以下、EFS)が2002年に設立したエーザイ財団の社会貢献活動が、現在進行している3つのプロジェクトをご紹介します。

そのひとつは、高齢者が安心して生活できる社会づくりを目的としたフランス政府とエーザイ財団の共同プロジェクト「Vieillir en France(歳を重ねることの素晴らしさ)」です。内容は、フランスの全63の市が「高齢者への貢献」をテーマに年間プロジェクトを企画・実施し、優れた活動を行った市を表彰するものです。

また、この授賞式を毎年5月16日に開催し、将来的にはこの日を「敬老の日」にしよう、という企画です。2005年に開催した第一回授賞式の内容は、多くの報道メディアで紹介されました。

Vieillir en France

もうひとつの企画「Planete Cerveau(脳の惑星)」は、多くの人々に脳の役割と関連疾患の知識を高めていただき、医学の発展に伴う将来への希望と高齢者を労わる気持ちの大切さを訴えるものです。この企画では、エーザイ財団が主に仏神経科学会、仏脳神経研究機関(政府機関)、各患者家族委員会、そして人類博物館(Mussee de l'homme)と協力し、2005年9月から4ヵ月間、展示会、講演会、児童教育プログラム等を開催しています。入場料による収益は脳神経研究機関への寄付を計画しております。

Planete Cerveauポスター

3つ目の企画は、昨年度に実施した高齢者と若年層の絆を深める支援を目的としたエッセイ集「TRAIT D'UNION(絆)」の出版に続く新たな企画です。先回の企画では多くの方々から予想以上の反響をいただき、企画の継続を強く要望いただきました。今回は「数十年後の私」と題して、著名画家と児童による絵画の作品展を開催する予定です。

Planete Cerveau会場

以上のように、EFSでは本来のビジネス活動による社会貢献に留まらず、社会への直接の参画を継続し、hhc企業としての役割を常に追求しております。人々と社会のために「我々ができること」、これを考え、日々活動することがEFSにとってのhhcと認識しております。