環境教育
地球環境との調和をめざした環境保全活動を推進するためには、全従業員が日常業務の中で環境問題を自分事として正しく理解し、課題解決に向けた意識を高めて取り組むことが重要です。エーザイグループ各事業所では、それぞれの事業特性・課題に沿った自主的な教育計画を策定し、実施しています。例えば、本社部門や営業所ではオフィスの照明および空調の最適な利用や資料のペーパーレス化など省エネルギーや効率的な資源利用に取り組んでいます。また、新規配属時の研修においては、廃棄物の分類表を用いて分別とリサイクルを徹底しています。全従業員向けのプログラムのみならず、様々な階層やグループを対象としたプログラムを用意して内容の充実を図るとともに、リモートワークの環境下でも学習できるようにWEBを利用した講習やオンデマンド講習も実施しています。6/1の世界環境デーに合わせてwebや環安会での環境保護の啓蒙、敷地および周辺地への植樹、2025年度はこれに加えイメージカラーのグリーンを強調した食堂メニューの提供を行い、環境問題の自分事化を意識する活動を始めました。さらに、環境教育担当者や公的資格者の育成、個々の知識向上を目的とする社内外の専門講習も柔軟に利用しています。
環境コミュニケーション
株主・投資家とのつながり
エーザイグループは、環境保全などの非財務情報を含む経営に関する重要な情報について、積極的かつ公正、公平、タイムリーに、分かりやすい方法で開示するとともに、対面やオンラインによる対話を定期的に実施し、株主・投資家の皆様とのコミュニケーション向上に努めています。
地域社会とのつながり
事業活動を進めていく上で、地域社会との相互理解・協調は重要です。川島工場では、近隣地区代表や行政担当をお招きし、事業活動や環境保全活動をご紹介するとともに、工場への意見や要望を伺う地区懇談会を開催しています(2024年度は12月に実施)。鹿島事業所では、工業団地のメンバーとして、地区代表、行政担当との懇談会に参加しています(2025年は7月に実施)。また、EAファーマ株式会社福島事業所でも、近隣住民と環境保全活動や地域貢献活動についての情報交換会を2025年3月に開催しました。