低炭素社会形成に向けて

エーザイグループでは、気候変動問題解決のため低炭素社会形成に向けた取り組みを進めています。エーザイ株式会社として日本製薬団体連合会の低炭素社会実行計画に参画しており、国内グループとしても中期的なCO2排出量削減計画を定めて取り組みを推進しています。

2016年度は、味の素製薬株式会社との統合により設立されたEAファーマ株式会社が国内グループ企業として企業活動をスタートしました。また、中国において本渓工場も本格稼働しています。国内外の生産活動および研究活動も活発化の様子を見せています。これらの活動により、エネルギー消費は増大し、CO2排出量の増加要因となりました。

一方、省エネルギーの取り組みとしては、川島工場における 1)コ・ジェネレーションシステムの更新、 2)生産工程に使用する空調システムのインバータ化による省エネ運転法の確立、 3)ビタミンEの自社製造終了に伴う合成棟の稼働停止があり、3,000トンを超えるCO2排出量削減を達成しました。

2005:91,558 2008:81,096 2009:79,410 2010:82,026 2011:91,742 2012:92,641 2013:100,530 2014:75,942 2015:71,060 2016:73,946(年度/単位:t)エーザイ株式会社、国内グループ企業を含む
国内グループのCO2排出量*1,*2
  • *1
    2015年度のデータは、下記排出係数の確定により昨年度報告の数値から変更しました。
    2015年度排出係数=0.531 t-CO2/(MWh)
  • *2
    営業および業務用車両由来の排出量は含みません。

2015年度にノースカロライナ工場を他社譲渡したことも海外における大きなCO2排出量削減要因となっています。以上の結果として、国内グループおよび海外の工場・研究所を合わせたエーザイグループにおけるCO2排出量は、それぞれ前年度比4.1%増、1.3%減となりました。

2008:123,135 2009:131,282 2010:145,250 2011:153,952 2012:160,736 2013:163,782 2014:139,015 2015:120,536 2016:118,943(年度/単位:1tあたりのCO₂)国内グループ、海外事業所を含む
エーザイグループのCO2排出量*2,*3
  • *2
    営業および業務用車両由来の排出量は含みません。
  • *3
    海外のオフィス活動に基づく排出量は含みません。

オフィスにおける取り組み

国内グループでは、省エネ7ヶ条に基づき、夏季・冬季のキャンペーンのみならず、通年で節電を進めています。管理・営業などオフィス系職場においても空調の温度設定管理や不要時の消灯、長時間離席時の電源オフなど節電を心掛けています。また、本社ビルではデマンドコントローラーの設置によるピーク電力管理も行っています。定期的な省エネパトロールや節電実績の見える化などもまじえ、社員の意識喚起にも注力しています。2016年度、国内グループのオフィス業務活動由来のCO2排出量は、EAファーマ株式会社の本社・営業所が加わったことにより、3,918トン、前年度比12.6%増となりました。

[エーザイ省エネ 七ヶ条]一条 クールビスを率先すべし ノーネクタイ、清涼下着 二条 室温は守るべし 室温28℃になるような温度設定、扇風機の利用による空気の拡散、風除けなどで特定の人にだけ風が当たらない工夫 三条 照明は消すべし 昼休みの執務室、会議終了後の会議室、執務室の不在エリア、使用後のトイレ、喫煙室 四条 電源は切るべし 複合機・コピー専用機 ※複合機の上部の電源(待機電力の削減) 五条 プラグは抜くべし 電子ポット、液晶プロジェクター、パソコン、携帯電話などの各種アダプター 六条 蓋は閉めるべし 離席時のノードパソコンの蓋 七条 残業は控えるべし 職場全体での残業削減の取り組み、ノー残業デーの設置 二〇一五年度上期 総務・環境安全部

営業用車両における取り組み

エーザイ株式会社では、CO2排出量削減の取り組みを営業段階においても行っています。国内営業用車両ではハイブリッド車(HV車)への切り替えを進めており、2010年度以降は、原則として車両変更時にHV車への変更を義務づけてきました。(もっとも、2016年度は、新人の事故防止の観点からHV車以外の車両を一部導入しました。)2016年度におけるHV車導入率は前年度比2.5%増の62.3%にまで高まっており、営業用車両由来のCO2排出量は3,786トンと前年度比20%減少しました。今後も燃費性能の高い車両への移行を継続し、CO2排出量削減に努めていきます。

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