循環型社会形成へ向けて

国内グループでは、ゼロエミッションの達成とともに、「廃棄物発生量削減、リサイクル率向上、最終埋立量の削減」を目標に廃棄物処理を進めています。2017年度は、ゼロエミッションを10期連続で達成しましたが、発生量が3.5%増加しました。国内工場における生産量が増加したため、廃油や廃アルカリ量が増加したことが主な原因です。

一方、分別廃棄の徹底によりリサイクルを推進しました。特に古紙類や金属類、及びプラスチックに関しては有価売却をともなったリサイクルを優先して処理を進めました。廃棄物発生量は前年度に比べ若干増加したものの、最終埋立量は、前年度比3トン減少、最終埋立比率は前年度比0.11%低下しました。有価売却分を含むリサイクル率は58.7%と前年度比4.1%低下したものの、高い比率を維持しました。

2012年度:廃棄物発生量 6,280t、最終埋立量/廃棄物発生量の比率 0.50% 2013年度:廃棄物発生量 4,917t、最終埋立量/廃棄物発生量の比率 0.50% 2014年度:廃棄物発生量 4,001t、最終埋立量/廃棄物発生量の比率 0.79% 2015年度:廃棄物発生量 3,481t、最終埋立量/廃棄物発生量の比率 0.28% 2016年度:廃棄物発生量 2,935t、最終埋立量/廃棄物発生量の比率 0.43%
 
2012年度:リサイクル量(有価物を含む) 4,076t、リサイクル量 2,255t、リサイクル率(有価物を含む) 50.3%、リサイクル率 35.9% 2013年度:リサイクル量(有価物を含む) 3,121t、リサイクル量 1,575t、リサイクル率(有価物を含む) 48.3%、リサイクル率 32.0% 2014年度:リサイクル量(有価物を含む) 2,973t、リサイクル量 1,094t、リサイクル率(有価物を含む) 50.6%、リサイクル率 27.3% 2015年度:リサイクル量(有価物を含む) 3,371t、リサイクル量 1,011t、リサイクル率(有価物を含む) 57.7%、リサイクル率 29.0% 2016年度:リサイクル量(有価物を含む) 2,860t、リサイクル量 1,238t、リサイクル率(有価物を含む) 62.8%、リサイクル率 42.2%

資源循環の取り組み

循環型社会の形成を推進するためには、廃棄物の発生を抑制するとともに、金属、ガラス、廃油、紙類などの再利用や再資源化を推進することが不可欠です。この観点から、機器類の再利用を目的とした有価売却や、鉄くず、ガラスびん、廃油等の再資源化処理を積極的に進めています。また、紙類廃棄物量を削減するため、会議の進め方やコピーの取り方を工夫して発生量を削減するとともに古紙類の有価売却を進めています。古紙類の有価売却は、国内事業所や本社のみならず国内営業拠点にまで拡大しています。原薬の化学合成等に用いる有機溶媒のリサイクル利用や、助燃材としての有価売却も継続的に行っています。

廃棄物処理委託先の現地確認調査

国内グループでは、廃棄物処理委託先の現地確認調査を定期的に実施しています。排出した廃棄物の適正処理を確認するため、収集・運搬、中間処理および最終処分業者を対象として定期的に実施しています。2017年度は、全国各地において国内グループ総計で32件の現地確認調査を実施し、適正な廃棄物処理が行われていることを確認しました。

また、新規契約の場合には、現地確認を含む入念な事前調査を行います。特にエーザイ株式会社の新規契約では、全社環境安全委員会での審議・決裁を経て契約を締結しています。優良産業廃棄物処理業者を中心に処理を委託しています。

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