労働安全衛生

労働組合との関係

エーザイは、創業以来、社員を最も大切な財産と位置づけ、お互いの理解と信頼に基づく健全で公正な労使関係のもと、社員が安心して社業に打ち込むことができるよう、よき就労環境の整備に邁進してきました。近年では、労使間の話し合いの結果、政府主導の「働き方改革」を真摯に受け止め、エーザイにおいても働き手の意識改革や新たな施策の模索にいち早く取り組むことが重要であるという共通認識を得ました。このため、長時間労働の是正や、育児介護等を抱える社員を対象とした週1日自宅での勤務を可能とする勤務支援制度の導入など、就労環境の整備を継続して進めています。エーザイ株式会社とエーザイ労働組合は、労使の健全な信頼関係のもと、相互の立場を尊重しながら、労使一体となって会社の発展と社員の幸せづくりを実現させることを共通の目的として活動しています。

労働安全衛生への取り組み

エーザイでは、「安全・衛生・健康を最優先とし、人間尊重の企業活動を推進する」という基本理念のもとに「エーザイネットワーク企業(ENW)安全衛生方針」を制定しています。7項目の行動指針を定めており、この指針に基づき年度ごとの「安全衛生管理計画」を策定しています。全社員が安全衛生基本理念を共有し、「安全・衛生・健康」を確保する活動を展開する中で、「誰一人ケガをさせない」、「誰一人病気にしない」職場の実現をめざしています。

日本国内における従業員50名以上の事業所では、労働安全衛生法に基づき、安全衛生委員会を設置し、会社と労働組合の代表による定期的な労働安全衛生に関する話し合いを行っています。また、全社環境安全委員会を設置し、全社レベルでの労働災害撲滅のためのさらなる質の向上に向けて年間計画の策定を行うとともに、半期ごとに取り組みの成果と課題についてモニタリングをしています。労働災害については、報告書の提出を義務づけており、すべての事業所で共有し類似労働災害の再発防止に努めています。

国内外の研究・生産拠点では、労働災害撲滅のためのさらなる質の向上に向けて独自の労働安全衛生管理システム構築による活動を推進しています。本管理システムを的確に運用し、PDCAサイクルを自主的・継続的に展開することにより、労働安全衛生水準の向上をはかっています。また、新たな設備や建造物等に対するリスクアセスメントのみならず、2016年6月に改正された労働安全衛生法に基づく化学物質取り扱い上のリスクアセスメントも実施しています。また、産業医や健康保険組合との連携のもと、従業員の心身の健康保持・増進に向けた取り組みも行っています。

2016年度の労働災害発生件数は増加しましたが、休業を伴う災害は大きく減少しました。継続的な取り組みを進め、災害ゼロをめざします。

  • Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)のサイクルを繰り返すことで管理業務を継続的に改善する方法

エーザイネットワーク企業(ENW)安全衛生方針

安全衛生基本理念

ENWは、安全・衛生・健康を最優先とし、人間尊重の企業活動を推進します。

安全衛生行動指針

  1. 全ての業務において安全・衛生・健康を最優先し、継続的に無事故・無災害を追求します。
  2. 製品の研究・開発から製造、流通、販売、使用、廃棄に至る全ての段階において、安全・衛生・健康の確保を最優先します。
  3. 安全・衛生・健康管理について体制を整備し、活動を推進します。
  4. 安全・衛生・健康に関する法令、規則を遵守することはもとより、さらに厳しい自主基準を定めて活動します。
  5. 科学技術の進歩を積極的に採り入れ、最先端の安全技術を確保します。
  6. 全従業員が安全衛生基本理念を共有するとともに、各職場で求められる専門性強化をはかる教育訓練を計画的かつ継続的に実施します。
  7. 安全・衛生・健康に関する方針、目標、プログラムおよび実績などの情報を積極的に開示します。

サステナビリティ