2025年1月
2024年12月11日、「hhc Initiative 2024」がエーザイ本社およびオンラインのハイブリッド形式で開催されました。
慶應義塾大学名誉教授 奥村昭博先生ご出席のもと、当社のCEO、COO、社外取締役をはじめとする取締役、執行役のほか、各国マネジメント、受賞者、hhcマネージャーなど約380名が参加しました。hhc Initiativeは、エーザイの企業理念であるヒューマン・ヘルスケア(hhc )に基づき、患者様の視点に立って実施されたイノベーション活動の中から、卓越した成果を挙げたテーマを表彰する年1回のイベントです。
今年度の「hhc Initiative 2024」には、世界各国・地域から、患者様や生活者の皆様と共に時間を過ごす「共同化」に基づくテーマとして、「hhc Driven Innovation活動」522テーマ、「Eisai Innovation論文」52テーマがエントリーされました。審査の結果、米国、日本、中国においてそれぞれ取り組まれたアルツハイマー病の診断・治療パスウェイ構築に向けた活動のほか、認知症の診断および経済的支援プログラムの開発(タイ)、不眠症治療薬の適正使用のためのリスク軽減プランの開発(マレーシア)、小児の患者様とご家族との共同化に基づくユニバーサルデザインによる薬剤包装の開発(日本)、患者様の服薬記録に基づく多職種による副作用マネジメントに向けた取り組み(日本)など、計10のテーマが表彰されました。
エーザイでは、世界中の社員が就業時間の1%を用いて患者様と共に過ごすこと(共同化)で、患者様の喜怒哀楽を知り、患者様価値の創出につなげる取り組み(hhc活動)を実施しています。これらの活動を通じて、患者様の真のニーズを理解することによって生まれる強い動機付けが当社のイノベーション創出の源泉となっています。
