2008年2月
当社の本庄事業所にある、製剤研究所本庄研究室では、お客様に満足していただける一般用医薬品を、よりはやくお届けするためのプロジェクト活動を推進しています。新しい製剤技術をいかにしてお客様にとってやさしい(=わかりやすい、買いやすい、使いやすい)製品に展開していくかという観点から、以下の3つの手順で活動しています。
- 1.薬局調査や他社品調査を通して、プロジェクトメンバーのお客様満足に対する感性を高める
- 2.お客様満足を創造する視点から捉えた新しい製剤技術を使って、試作品を作る
- 3.試作品をもとに、営業(企画)部門へ技術アイデアを発信し、お客様視点で再度検証する
特に3については、新たな検討の「場」を立ち上げたことで、研究部門の製剤技術と、お客様に最も近い営業(企画)部門の商品アイデアの双方を融合することができるようになりました。
このような活動の中で、識別性の高い錠剤や、お菓子のような新規コーティングカプセル、シュガーレス糖衣錠などユニークなプロジェクトが立ち上がり、その一部はすでにお客様満足を高める技術として新製品開発に応用されています。
この活動を通して、プロジェクトメンバーのお客様満足を追求する想いは確実に高まっています。今後も次々とお客様に満足いただける製品を開発していきます。