人材育成

人財育成の基本は、「共同化」により患者様の真のニーズを理解することにある

エーザイでは、社員を企業理念であるhhcを実現する重要なステークホルダーかつ大切な財産と位置づけ、「人財」と表現しています。

人財育成の基本は、「共同化」、すなわち「社員一人ひとりが患者様とともに時間を過ごすことによって患者様の真のニーズを理解することである」と私たちは考えています。共同化によって患者様のニーズを満たすイノベーションの実現に向けた動機づけが生まれます。2016年4月に開始した中期経営計画「EWAY 2025」では、この基本に立ち返り、「患者様との共同化プログラム」をあらゆる社内研修プログラムに盛り込み、人財育成を強化しています。

また、「EWAY 2025」の開始に合わせて、「グローバルタレントマネジメントポリシー」を規定しました。これは、hhc理念を根幹とするエーザイ社員のめざす姿、育成・登用・採用・職場風土のあり方等を定めたものです。このポリシーにおいても、「共同化」は人財育成の基本として位置づけています。

エーザイ グローバルタレントマネジメントポリシー

  • エーザイ社員は、共同化(Socialization)を通じて真の患者様ニーズを理解し、イノベーションへの強い動機づけを得、そのニーズを充足するイノベーションをあらゆる場所で考え、実践する。
  • エーザイは、社員に対し、イノベーションに繋がるやりがいのある仕事の提供、および能力開発機会の充実に全力で努める。
  • 差別やハラスメントがなく、多様性・異質性を積極的に取り入れ、困難に挑む気概、成功に繋がるトライアンドエラーを奨励する職場風土を醸成する。
  • 患者様と生活者の満足を最大化するために、世界中のhhcマインドに共感する優秀な人財を惹きつけ、獲得する。
  • 現状に拘泥せず、今起こっている事象(社会動向、学会での発表等)を直視し、新たな事業機会(立地)を見出す能力(時機読解能力)を有する人財を発掘、育成する。
  • 真の患者様ニーズが満たされておらず、かつエーザイがフロントランナーとなり得る機会

グローバルにビジネスを牽引するリーダーの育成に取り組む

エーザイのグローバル化は非常に進んでいます。1万人強のエーザイ社員のうち、半数以上は海外で働いています。また、ほとんどの海外子会社では現地社員がトップを務めています。執行役27名のうち、7名は日本以外の出身者となっており、社内の最高意思決定機関である執行役会は、10年以上前から英語で行われています。

世界の患者様への貢献をより一層拡大していくためには、国境を越えてグローバルにビジネスを牽引するリーダーを育成してくことが不可欠です。エーザイでは、将来のエーザイを担うマネジメント候補を「グローバルリーダー」、また、時機読解能力のポテンシャルを持つキャリア早期の若手社員を「次世代タレント」として位置づけ、様々な課題解決や研修を通した計画的な人財育成を進めています。

グローバルリーダー向けのプログラムである「E-GOLD(Eisai Global Opportunity for Leadership Development)」や次世代タレント向けの「E-ACE(Eisai Agile Change forExcellence)」は、それぞれCEO、CTOが主催する重要な研修です。E-GOLDの卒業生111名のうち、9名が現在執行役として活躍しています。

海外派遣・長期海外出張等については、グローバルな制度を整備し、より多くの社員に国境を越えて活躍あるいは能力を開発する機会(グローバルモビリティ)を積極的に提供しています。過去4年間において、60名以上の社員がこのプログラムを利用しました。加えて、MBA・ロースクール留学制度等を整備し、社員の能力開発を積極的に行っています。この制度を通じて留学した社員は、約120名に達しています。

トップマネジメント、グローバルリーダー(将来のエーザイを担うマネジメント候補)E-GOLD、ミドルマネージャー、次世代タレント(時機読解能力のポテンシャルを持つキャリア早期の若手社員)E-ACE
グローバル人財育成支援プログラム

サステナビリティ