ビル・ゲイツ氏と共にグローバルヘルスの課題を発表第8回アフリカ開発会議「TICAD8」公式サイドイベント

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2022年8月25日掲載

当社が参画する「グローバルヘルスを応援するビジネスリーダー有志一同(以下、有志一同)」は、8月27日から2日間に亘ってチュニジアで開催される第8回アフリカ開発会議「TICAD8」に先立ち、公式サイドイベント「Global Health Action Japan 〜世界の保健医療水準を高めるための日本企業の活動~」を2022年8月19日(金)に東京都内で開催しました。イベントには、特別ゲストとしてビル・ゲイツ氏(ビル&メリンダ・ゲイツ財団 共同議長)も登壇し、民間企業がリードするグルーバルヘルスの在り方についてセッションを行いました。

当社からは、ESG担当の執行役である佐々木小夜子が登壇し、「理念に基づくBusiness Domain」として題して、リンパ系フィラリア症治療薬の無償提供のほか、疾患啓発やきれいな水の提供といった蔓延地域での包括的支援、マイセトーマに対する新薬開発への挑戦など、当社の顧みられない熱帯病制圧に向けた活動を紹介しました。

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当社にとって、顧みられない熱帯病やマラリア制圧などの医薬品アクセス向上への取り組みは、CSRとしての活動ではなく、当社の企業理念である「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」に基づく長期的な企業価値創造と社会的インパクト創出をめざす活動です。引き続きグローバルパートナーとの連携を強化し、顧みられない熱帯病の感染リスクに晒されている人々や疾患に苦しんでいる人々の「健康憂慮の解消」と「医療較差の是正」に貢献してまいります。

グローバルヘルスを応援するビジネスリーダー有志一同について
渋澤 健(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役CEO)を代表とする、グローバルヘルス(保健医療分野、特に公衆衛生分野、感染症対策分野での支援及び事業)へ貢献する日本企業等の有志団体。製薬・医療機器をはじめとした保健医療分野のみならず、金融や商社、デジタル、サプライチェーン等多岐にわたる分野から構成され、大企業のみならず中小企業やスタートアップも含めた多様な企業の経営者が参画しており、当社からはCEOの内藤晴夫がメンバーとなっています。

有志一同は、政府も含めた多様なセクターが保有するプロダクト・技術を最適化することで、地球規模の課題を解決できる包括的なソリューションを提供できると考えており、そのために有志企業が同じビジョンの下に一丸となって、グローバルヘルス・アクションを推進していく予定です。有志一同は、今後4つの取り組みを検討しています。(有志企業すべてがこの取り組みに参加するとは限りません)

    1. WHOやGlobal Fund、Gaviワクチンアライアンス等の国際保健機関と連携する機会の創出及び強化を推進する専門的なスキームや活動体の検討
    2.  国際展示会でオールジャパンのパビリオン設置およびグローバルヘルス分野で貢献する日本製品の先進性と魅力の発信
    3. 社会性の高い製品のインパクトを数値化・可視化する「インパクト加重会計」という仕組みの導入・参加の推進
    4. 国際保健に関する企業の声を、政府に届ける活動の継続