頓服薬の使用期限をわかりやすく

狭心症の方はお出かけの際、発作を抑える薬を必要量携帯されることが多いようです。
長期間にわたって発作が起こらない方もおられるため、患者様が古くなった薬を服用されることがないよう、当社の狭心症薬には、お薬の入ったプラスチックのシート(以下PTP)に、使用期限を印刷しています。

以前は、使用期限を錠剤の位置とは関係なくランダムに印刷(①エンドレス印刷)していましたが、PTPの決まった位置に決まった文字を印刷する方法(②ピッチ印刷)に変更しました。その際、PTPに施した切れ目の向きに沿って、錠剤2錠分のスペースごとに大きな文字で使用期限を印刷しました。
ところが患者様や医療機関から、「使用期限は1錠ごとにわかるようにして欲しい」とのご要望をたくさんいただいたため、錠剤1錠分のスペースごとに使用期限を③ピッチ印刷する仕様に変更しました。

この改善により、患者様が携帯しておられる薬の使用期限を容易に確認できるようになりました。