患者様と直接お会いし、できあがった「ゼリー剤」

当社の認知症のゼリー剤は、製剤を研究する社員が認知症の患者様の介護体験をもとに、「バリアフリーな薬」を提供したいという想いがきっかけで開発されました。はじめは液体の薬の開発を行っていましたが、服用時にむせることが多いということがわかりました。そこからゼリー剤の開発がスタートしました。介護施設の方々のご協力も得て、ゼリーの材料、硬さ、味など、患者様にとって飲みやすいゼリーがどんなものがよいかが検討されました。

社員が患者様やご家族の喜怒哀楽を第一に考え、患者様自身も気がつかないような要望を察知し、開発や改善につなげていく。エーザイはhhc企業として患者様にとって優しい薬を提供できるよう、努力を続けていきたいと考えています。