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ニュースリリース

(1999年11月19日)

アルツハイマー型痴呆治療剤「アリセプト」を新発売


 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、1日1回投与型の軽度及び中等度のアルツハイマー型痴呆治療剤「アリセプト」(一般名:塩酸ドネペジル)を11月24日に新発売いたします。本剤は「アリセプト錠3mg」「アリセプト錠5mg」の商品名で販売し、ファイザー製薬株式会社(本社:東京都、社長:アラン・ブーツ)と共同で適正使用情報の提供を行います。販売形態は、1ブランド1チャネル2プロモーションで、売上はエーザイ株式会社に計上されます。


 アルツハイマー型痴呆は、主に初老期から老年期に発症し、認知機能低下、行動の変化、さらには言語障害や運動機能障害へと症状が進行する疾患です。


 アリセプトは、記憶と学習に関与している神経伝達物質であるアセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)の働きを阻害することにより、脳内アセチルコリン濃度を高め、軽度及び中等度のアルツハイマー型痴呆における認知機能の低下をおさえ、痴呆症状の進行を抑制します。


 アリセプトは、エーザイが独自に合成した全く新たなアセチルコリンエステラーゼ阻害剤で、日米欧三極で開発が進められてきました。米国では軽度、中等度のアルツハイマー型痴呆治療薬として販売が許可され、1997年1月より発売を開始しました。欧州では、1997年4月に英国、同年10月にドイツ、翌98年3月にフランスで発売を開始し、1999年9月末日現在で世界41カ国で販売されています。