優れた人的資本経営・情報開示に取り組む企業として「人的資本リーダーズ 2023」「人的資本経営品質 ゴールド」に選出

 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアムとHR総研(ProFuture株式会社)、MS&ADインターリスク総研株式会社が共同で実施した「人的資本調査 2023」において、「人的資本リーダーズ 2023」ならびに「人的資本経営品質 ゴールド」に選出されたことをお知らせします。

 

 「人的資本調査 2023」(2023年9-12月実施)では、約500の参加企業・団体の中から、高い評価を得た企業16社が「人的資本経営品質 ゴールド」に、さらに有識者によって特に優れた取り組みを行っていると認められた8社が「人的資本リーダーズ 2023」に選出されました。当社は、定款と連動した人的資本経営や、その取り組みが社会に与えるインパクトを分かりやすく示すなどユニークな取り組みが多い点、並びに自社独自の指標など積極的な情報開示の姿勢が評価されました。

 

 当社は、2022年の定時株主総会において、これまで定款で定めていた「安定的な雇用の確保」に、「人権および多様性の尊重」、「自己実現を支える成長機会の充実」、「働きやすい環境の整備」を追加しました。また、「社員の健康を含めたウェルビーイング」、「多様な働き方」、「社員の成長」、そして「組織、事業の成長」を柱とした「統合人事戦略」を策定し、2023年には、社員の自律的な成長や、より高い役割を担う動機付けを促すことを目的として、役割に応じた報酬制度や行動発揮に重きを置いた評価制度を導入するなど、人事制度の強化も進めています。加えて、2023年7月には、人事戦略と連動する人的資本に関する取り組みやKPIまとめた「Human Capital Report 2023」を発行しました。こうした当社の人的資本経営に関する取り組みについて、年次報告書である「価値創造レポート」やコーポレートサイト「サステナビリティ」において、情報開示を推進しています。

 

 当社は、今後も、ヒューマンヘルスケアの企業理念の実現に直接貢献できる唯一のステークホルダーである人財の活躍を通じて、患者様および生活者の皆様に対して新たな価値を提供することで、株主のみならず、顧客や地域、そして社会全体にまたがる多様なステークホルダーズにインパクトを与えていくことをめざします。

以上