女性活躍推進に優れた上場企業として令和5年度「なでしこ銘柄」に選定

 エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、このたび、女性活躍推進に優れた上場企業として、経済産業省と東京証券取引所より、令和5年度「なでしこ銘柄」に初めて選定されたことをお知らせします。

 

 「なでしこ銘柄」は、女性活躍推進に優れた上場企業を、「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、企業の女性活躍推進への取り組みや情報開示の加速化を狙いとして、経済産業省と東京証券取引所が共同で2012年度(平成24年)より実施しています。

 

 

 

  当社は、定款において社員を主要なステークホルダーの一つと定め、「安定的な雇用の確保」に加え、「人権および多様性の尊重」、「自己実現を支える成長機会の充実」、「働きやすい環境の整備」に努めることを明記するとともに、「統合人事戦略」を策定し、「社員の健康を含めたウェルビーイング」、「多様な働き方」、「社員の成長」、「組織、事業の成長」を柱とした、個と組織が共に成長するための人事施策を実行しています。

 ダイバーシティはイノベーション創出の源泉であるとともに、企業理念の実現のために重要なアプローチであり、当社は国籍・性別・年齢などを問わず多様な価値観を持つ人財が活躍できる風土づくりを進めてきました。2021年には管理職の女性比率や男性の配偶者出産休暇および育児休職の取得率といった目標とその実現に向けたアクションプランからなる、10カ年計画「エーザイ ダイバーシティ&インクルージョン 2021」を策定し、各職場の状況に応じた実効性ある具体的施策を企画・推進しています。

 さらに、2023年には人事戦略と連動する人的資本に関する国内の取り組みやKPIを中心にまとめた「Human Capital Report 2023」を発行しました。今後はグローバル一体となった情報開示およびDE&I(Diversity, Equity & Inclusion)推進を強化してまいります。

 

 当社は、ヒューマンヘルスケアの企業理念の実現に直接貢献できる唯一のステークホルダーである人財の活躍を通じて、患者様および生活者の皆様に対して新たな価値を提供することで、多様なステークホルダーズにインパクトを与えていくことをめざします。

 

*当社のDE&I推進を含む人財戦略の詳細は、年次報告書「価値創造レポート」、コーポレートウェブサイト「サステナビリティ(従業員との関わり)」でもご覧いただけます。

以上