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ニュースリリース

(1998年5月13日)

エーザイの英国での販売会社、プロトンポンプ阻害剤の新薬承認通知を英国医薬品庁から受領

 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)の英国での医薬品販売会社エーザイ・リミテッド(欧州責任者:F.キンドル、略号:ESL)は、プロトンポンプ阻害剤「パリエット=Pariet」(一般名:ラベプラゾールナトリウム、開発記号:E3810)に関して、十二指腸潰瘍、胃潰瘍、逆流性食道炎(注)などに対する医薬品としての承認通知を英国医薬品庁(MCA)から英国時間、5月11日に受領いたしました。


 今回の承認は、ESLが欧州連合(EU)での医薬品審査の相互認証制度に基づき英国を審査の基準国として、1997年1月に提出した承認申請に対して出されたものです。今後、他のEU諸国での新薬承認申請を行います。


 エーザイ株式会社はラベプラゾールナトリウムに関して、ジョンソン・エンド・ジョンソン社(本社:米国ニュージャージー州ブルンズウィック、医薬品・診断薬グループ会長:ロナルド・ゲルブマン)の医薬品子会社ヤンセン社(ベルギー)と1997年4月、販売提携契約を締結しており、今後ヤンセン社との共同販促を通して、英国をはじめ、ドイツ、フランスでパリエットの自社販売を行います。


 ラベプラゾールナトリウムは、胃酸分泌の最終段階に位置する酵素の働きを阻害することにより、強力な胃酸分泌抑制作用を発揮する抗潰瘍剤です。当社が独自に合成し、日米欧三極で臨床開発を進めてまいりました。日本では1997年12月から「パリエット錠10mg、20mg」の販売名で発売されています。なお、米国食品医薬品局(FDA)には1998年3月に申請いたしました。



注:逆流性食道炎は食道炎のなかでも最も頻繁に見られる、胃液、胆汁などの逆流によって食道粘膜にびらんや浮腫ができる疾患。