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ニュースリリース

(1995年10月3日)

骨粗鬆症の骨量と疼痛を改善する新しい治療剤「グラケーカプセル15mg」新発売

 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、本年8月25日に薬価収載された自社開発品である骨粗鬆症治療用ビタミンK2剤「グラケーカプセル15mg」(メナテトレノン製剤)を、10月4日に新発売します。


 グラケーカプセルは、骨粗鬆症における骨形成促進と骨吸収抑制の両面に作用を持ち、骨量と疼痛を改善する新しい治療薬で、効能・効果は「骨粗鬆症における骨量・疼痛の改善」です。なお、成分のメナテトレノンは、血栓塞栓症の治療及び予防剤であるワーファリン錠(ワルファリンカリウム)の効果を減弱させるため、併用禁忌となっており、本注意事項をカプセルPTP包装台紙の裏面に明記しました。


 骨粗鬆症は、骨が脆くなり骨強度が低下して骨折しやすくなる病気で、閉経後の女性や、80才以上の男性に多くみられます。とくに高齢者の方々が大腿骨頸部を骨折すると、その約半数はそのまま寝たきり状態になるといわれています。国内の患者様の数は、最近では約500万人と推定され、高齢化社会を迎え、今後も増加が予想されています。


 治療には、食事や運動といった日常生活指導と薬物治療、手術などがあり、薬物治療では患者様のクオリティ・オブ・ライフの向上をめざして、骨量改善や疼痛改善などが中心となります。


 骨粗鬆症治療剤の市場規模は現在約1000億円といわれ、今後の高齢化社会の進展とともに拡大が予想されています。


 グラケーカプセルの販売金額は初年度30億円、将来は大型化を目指しています。