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ニュースリリース

(2003年9月16日)

「パリエット」欧州で症候性胃食道逆流症の
オン・デマンド療法を目的とした用法・用量の一部変更申請書を提出


 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)の英国子会社エーザイ・リミテッド(本社:ロンドン、社長:Paul Hooper)は、9月11日(英国時間)、プロトンポンプ阻害型抗潰瘍剤「パリエット」(一般名:ラベプラゾールナトリウム)について、欧州相互認証制度に基づき、症候性胃食道逆流症のオン・デマンド療法を目的とした、用法・用量の一部変更申請書を英国医薬品庁(Medicines and Healthcare products Regulatory Agency: MHRA)に提出しました。


 「パリエット」は、欧州ですでに症候性胃食道逆流症の適応を取得しておりますが、オン・デマンド療法は、症候性胃食道逆流症の治療後に胸やけなどの症状が再発した際に、1日1回10mgを症状が消失するまで必要に応じて服薬するものです。


 「パリエット」は、1998年に欧州で販売を開始しました。英国、ドイツではエーザイの子会社が販売し、その他の欧州各国ではヤンセン・シラグ社が販売しています。日本では1997年に発売しており、1999年には米国で「アシフェックス」の商品名にて販売を開始しました。現在世界70カ国で販売されています。


 当社は、創業以来消化器領域に継続して治療薬を創出しており、酸関連疾患市場において一層の貢献を目指しています。


(以 上)


[ 参考資料として用語解説を添付しております ]



[ 用語解説 ]

■ 症候性胃食道逆流症 (symptomatic gastro-oesophageal reflux disease)

内視鏡所見によるびらんや潰瘍などの食道粘膜傷害の有無にかかわらず、胃酸が食道に逆流することにより、胸やけなどの逆流関連症状を伴う疾患です。欧州では「パリエット」10mgを1日1回4週間投与します。4週間後に症状が消えた場合には投与を終了し、消えていない場合は新たな治療方針を立てることになります。

一方、内視鏡所見によるびらんや潰瘍などが確認された疾患が逆流性食道炎です。逆流性食道炎は頻回に再発・再燃する疾患で、その場合は維持療法が認められています。維持療法の投与期間は規定されていません。
■ オン・デマンド療法 (on-demand therapy)

症候性胃食道逆流症において、いったん症状が消失したのち、胸やけなどの症状が再発した場合に、1日1回10mgの服薬を再開し、症状が消失すれば服薬を終了するもので、必要に応じて服薬できる治療法です。「パリエット」は通常2-3日の服薬で症状が消失します。