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ニュースリリース

5-HT 1B/1D 受容体作動型片頭痛治療剤
「マクサルト(R)錠10mg、マクサルトRPD(R)錠10mg」を新発売

(2003年9月12日)


 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、本日薬価収載された5-HT 1B/1D 受容体作動型片頭痛治療剤「マクサルト(R)錠10mg、マクサルトRPD(R)錠10mg」(一般名:安息香酸リザトリプタン)を9月24日に新発売します。


 マクサルト(R)錠は、米国メルク社で創製された5-HT(セロトニン)1B/1D 受容体に選択的に作動するトリプタン系の新しい片頭痛治療剤です。本剤は、片頭痛発作時に拡張した血管を収縮させ、血管炎症を抑制する作用により、速やかに頭痛を改善し、プラセボとの比較試験で優れた頭痛消失率を示しました。また、日常生活の妨げとなる悪心・嘔吐、光過敏、音過敏などの随伴症状を改善します。
 服用時の患者様のベネフィット向上をはかるため、錠剤のほかに片頭痛発作時に直ぐに水なしでも服用できるRPD錠(口腔内崩壊錠)も併せて発売します。


 マクサルト(R)は、世界78カ国(2002年12月現在)で承認されており、欧米を中心に世界各国で販売されています。日本では、杏林製薬株式会社が輸入承認を取得し、エーザイ株式会社が販売します。


 日本での売上高は、初年度(2003年度)10億円、ピーク時100億円を目指します。将来的には、日本における片頭痛治療剤市場のトップブランドを目指し、主力としている神経領域における当社のプレゼンスをさらに高めていきたいと考えています。


以 上


[ 参考資料として主な製品概要、用語解説を添付しております ]



[ マクサルト(R)錠10mg、マクサルトRPD(R)錠10mgの主な概要 ]

製 品 名: マクサルト(R)錠10mg、マクサルトRPD(R)錠10mg(Maxalt(R)) ※RPD:口腔内崩壊錠
(劇薬、指定医薬品、要指示医薬品)
一 般 名: 安息香酸リザトリプタン(rizatriptan benzoate)
組   成: 錠10mg
 
1錠中に安息香酸リザトリプタン14.53mg(リザトリプタンとして10mg)を含有
RPD錠10mg
 
1錠中に安息香酸リザトリプタン14.53mg(リザトリプタンとして10mg)を含有
効能・効果: 片頭痛
用法・用量: 通常、成人にはリザトリプタンとして1回10mgを片頭痛の頭痛発現時に経口投与する。なお、効果が不十分な場合には、追加投与することができるが、前回の投与から2時間以上あけること。ただし、1日の総投与量を20mg以内とする。
薬   価: マクサルト(R)錠10mg 1089.30円
マクサルトRPD(R)錠10mg 1089.30円
包   装: マクサルト(R)錠10mg 6錠(PTP6T×1)、18錠(PTP6T×3)
マクサルトRPD(R)錠10mg 6錠(3錠ケース×2)、18錠(3錠ケース×6)
輸入承認日: 2003年7月17日
薬価収載日: 2003年9月12日
発売予定日: 2003年9月24日
輸入販売元: 杏林製薬株式会社
発 売 元: エーザイ株式会社


[ 用語説明 ]
1. 片頭痛とは

発作性に繰り返し生ずる拍動性頭痛で、頭の片側が痛むことが多い。痛みは数時間~数日持続し、月に1~数回程度起こる。発作の前兆として、閃輝暗点などを呈すこともあり、悪心、嘔吐、光過敏、音過敏などの随伴症状を伴うことが多い。片頭痛の原因はいまだに明らかとなっていないが、その発症には脳の血管の拡張や三叉神経系の関与が考えられている。
疑いを含めた片頭痛の有病率は15歳以上の日本人の8.4%(性別有病率:男3.6%、女性13.0%)という調査結果が報告されており、日本では約840万人が片頭痛発作を経験していると推定されている。 (Sakai F., Igarashi H. Prevalence of migraine in Japan: a nationwide survey. Cephalalgia 1997; 17: 15- 22)

2. 5-HT1B/1D 受容体作動型片頭痛治療剤とは

5-HT(セロトニン)1B/1D 受容体作動型片頭痛治療剤は、5-HT(セロトニン)1B/1D 受容体に選択的に作動する薬剤であり、片頭痛発作時に血管拡張性神経ペプチドの放出を抑制し、拡張した血管を収縮する作用により効果発現すると考えられている。