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ニュースリリース

(2000年8月23日)

帝国化学産業(株)とエーザイ(株)が新規H.ピロリ除菌剤の開発と販売に関する契約を締結



帝国化学産業株式会社 
エーザイ株式会社


 長瀬産業株式会社(本社:東京都および大阪府、社長:長瀬洋)のグループ会社である帝国化学産業株式会社(本社:大阪府、社長:長瀬洋)とエーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、帝国化学産業(株)が発見した新規H.ピロリ除菌剤(開発番号:TKS1044)の開発と販売に関する契約をこのたび締結いたしました。この契約により、エーザイ(株)は全世界におけるTKS1044の開発と販売に関する独占的権利を取得します。


 TKS1044は、H.ピロリに対し選択的な除菌作用を有する化合物です。これまでの前臨床試験において、H.ピロリに対する高い抗菌作用(in vitro)のみでなく、クラリスロマイシンやメトロニダゾール、アモキシシリン耐性菌に対する抗菌活性(in vitro)が確認されています。また、この化合物は胃内のような酸性環境下でも化学的に安定(invitro)であることが確認されています。


 H.ピロリ(Helicobacter pylori)は、ヒトの胃粘膜に感染する細菌の一つで、慢性胃炎および胃・十二指腸潰瘍の発生に関与すると考えられています。H.ピロリを除菌すると、潰瘍の再発率が低くなることから、現在H.ピロリ除菌療法として、抗生剤とプロトンポンプ阻害剤との併用療法が世界で広く行われています。