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ニュースリリース

(1997年12月16日)

エーザイ株式会社、抗潰瘍剤「パリエット」を新発売

 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの消化性潰瘍に対して使用されるプロトンポンプ阻害剤「パリエット」(一般名:ラベプラゾールナトリウム)を12月16日に新発売いたします。


 パリエットはプロトンポンプ阻害剤に分類される薬剤で、当社が独自に合成し、日米欧三極で臨床開発が進められてきました。胃酸分泌の最終段階に位置する酵素の働きを阻害することにより、強力な胃酸分泌抑制作用を発揮します。


 臨床的には胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎に対して優れた治癒効果と痛みなどの自覚症状の速やかな改善効果を示します。パリエットの通常用量は1日1回10mgであり、病状が著しい場合及び再発性・難治性の場合に1日1回20mgの投与が可能なプロトンポンプ阻害剤です。


 海外での開発状況は、英国では本年1月に英国医薬品庁(MCA)へ新薬承認を申請し、米国では98年に食品医薬品局(FDA)へ申請を予定しています。パリエットはアルツハイマー型痴呆治療剤「アリセプト」に続くエーザイの国際戦略商品と位置づけております。


 胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの消化性潰瘍は世界で最も多い疾患で、消化性潰瘍剤の96年の市場規模は日本では約2,000億円、米国では約6,000億円、欧州では約4,000億円が推定されています。


 97年度の販売目標額は30億円を目指しております。



■製品概要


販売名 「パリエット錠10mg・20mg」(Pariet tablet 10mg・20mg)
一般名 ラベプラゾールナトリウム(sodium rabeprazole)
効能・効果 潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群
用法・用量 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1日1回10mgを経口投与するが、病状により1日1回20mgを経口投与することができる。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。
組成 ●パリエット錠10mg
 本剤は、1錠中にラベプラゾールナトリウム10mgを含有する淡黄色のフィルムコート錠(腸溶錠)である。
    ●パリエット錠20mg
 本剤は、1錠中にラベプラゾールナトリウム20mgを含有する淡黄色のフィルムコート錠(腸溶錠)である。
包装 ●パリエット錠10mg
 100錠(PTP・バラ)、140錠(PTP)、500錠(PTP)、700錠(PTP)
    ●パリエット錠20mg
 100錠(PTP)、500錠(PTP)
薬価 10mg錠 315.80円  20mg錠 558.70円
薬価収載日 1997年12月12日
発売日 1997年12月16日