疫病へのおそれ     はしか絵     疱瘡絵（ほうそうえ）     コレラ絵     その他の疫病絵   人体のしくみ   常に携えて   日頃の用心・摂生		我が国での初めての天然痘流行は、仏教と共に大陸から伝わった頃といわれるが、最初の記録は『日本書紀』[天平７年（735）]とされる。 　天然痘は疱瘡といわれ、ウィルスによって飛沫や接触により感染する。流行すれば生命は危険にさらされ、幸い治癒しても痘痕を残したり、失明することもあったので恐れられた。 　疱瘡絵は、病児のなぐさめ、お見舞いに用いられ、無事回復することを祈った。回復後は焼き捨てたり、川に流したため、現存するものは少ない。 　モチーフには疱瘡退除として鎮西八郎為朝や鐘馗があり、縁起のよい春駒、羽子板、金太郎、桃太郎などもある。 「疱瘡神図」 「桃太郎」 「鐘馗（しょうき）」 「中村芝翫九変化ノ内」(鐘馗と青鬼) 「鐘馗像」   「宝船」 「桃太郎とだるま」 「若駒」 「梅と犬張子と春駒」 「疱瘡退除の図」   「疱瘡見舞軽焼錦絵袋」 「豆州八丈島鎮守　正一位八郎大明神正像」 「為朝と疱瘡神」 「疱瘡　麻疹　水痘」 「疱瘡守護善神護符」   「牛痘接種引札　疱瘡の神とは誰か名付けん」 「疱瘡の神とは誰か名付けん」 「牛痘接種引札　疱瘡の神とは誰か名付けん」 「疱瘡の神とは誰か名付けん」 「種痘瘡すすめ草」   「保安牛痘菩薩」 「牛痘害あるの弁」 「種痘後の心得」 「皇国医道之祖神　神護種痘禁厭法　種痘後保護の法」 「牛痘苗製造所」
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