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明治6年(1873)第一大学区医学校(現東京大学)に製薬学科が創立されるとともに、お雇い外人教師による近代薬学教育が始まり、やがて各地にも薬学校が設立されていった。 一方、売薬取締規則の制定(明治3年・1870)を機に医薬制度も、試行錯誤を続けながら順次整備されるようになっていった。 薬品の公定書である薬局方が施行されて、薬品の規格が標準化されたのは明治20年(1887)、わが国の薬学の近代化は急速に進められた。 しかしながら、当時の医薬品の多くは輸入品であり、わが国の製薬事業の本格化は第一次大戦後の昭和に入るまで待たねばならない。 |
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