くすりの博物館
サイト内検索
もうひとつの学芸員室
人と薬のあゆみ 薬草に親しむ 内藤記念くすり博物館のご案内 もうひとつの学芸員室くすりの博物館トップページへ


遊ぼう!動かそう!中野コレクション
見てみて!くすり広告
パネルクイズ「資料でふりかえる鍼と灸」
やってみようツボ体操
薬と秤量によって毒にも薬にも
くすりの夜明け−近代の医薬ってどんなものだったんだろう?−
江戸に学ぶ からだと養生
綺麗の妙薬〜健やかな美と薬を求めて〜
病まざるものなし〜日本人を苦しめた感染症・病気 そして医家〜
江戸のくすりハンター 小野蘭山 −採薬を重視した本草学者がめざしたもの−
学芸員のちょっとコラム
館長のトリビア

江戸のくすりハンター 小野蘭山 −採薬を重視した本草学者がめざしたもの−

トップ

企画展のみどころ
  • 日本の本草学のあゆみ
  • 小野蘭山の生い立ち
  • 小野蘭山の本草学
  • 本草学の普及
  • 小野蘭山の門人たち
  • 展示マップ

小野蘭山の本草学

寛政11年(1799)に71歳の蘭山は幕府の命により江戸の医学館に医官として招聘されました。医学館では「実物をよく観察すること」の大切さを強調し、門人を率いては野外採薬(植物採取)に積極的に赴きました。

展示風景

  • 本テーマのあらすじ

  • 展示内容のご紹介

卓越した観察力。門人を率いて実地調査に積極的に取り組んだ蘭山

身体虚弱を克服した蘭山は、71歳で江戸へ

寛政11年(1799)、71歳の蘭山は当時としては相当な高齢であるにもかかわらず、幕府の命により江戸の医学館に医官として招聘されました。身体虚弱な蘭山でしたが、本草学の研究成果を食養生法などの健康管理術として活用し、60歳の頃にはすっかり健康になったと伝えられています。

実物の観察を重視し、野外採薬に積極的に赴いた

医学館では「実物をよく観察すること」の大切さを強調し、門人を率いては実地調査である採薬に積極的に赴きました。蘭山の本草学のすばらしさは文献研究以外にも採薬によって得られた生きた知見がふんだんに加えられているところにあります。

蘭山の功績が、日本の本草学の集大成『本草綱目啓蒙』へ

江戸での講義は『本草綱目啓蒙』48巻にまとめられ出版され、この書物はわが国の本草書として高く評価されました。日本産の動物、植物、鉱物を網羅し、その和名、方言が収録され、その後も多くの本草学者に活用されました。

(出展:薬草図 江戸時代)

ページトップへ戻る

トップ

企画展のみどころ
  • 日本の本草学のあゆみ
  • 小野蘭山の生い立ち
  • 小野蘭山の本草学
  • 本草学の普及
  • 小野蘭山の門人たち
  • 展示マップ
ご意見ご感想著作権について Copyright(C), Eisai Co., Ltd. All rights reserved.