効能書 朝鮮名方 牛肉丸 江戸時代
「老若男女一切の病後に用いる時は、元気を増し、体を健やかにする妙剤である」としています。庶民の間に見られた薬食いの風習とその効用への期待は、牛肉を原料とする薬への期待へとつながります。この他滋養強壮の薬の代表的なものとしては、干牛肉を原料とする対馬藩の「干牛丸」が有名。