錦絵広告「江戸出店の図(人参大乗円、金応丹)」江戸時代
日野屋が江戸に出店した時の広告。 清国の処方の人参大乗円、オランダ伝来の丁子油、その他にも伽羅、白檀、唐線香などを売っています。 また、食あたり、腹痛、婦人病などの薬効についても広告しています。
当時の薬屋の広告について 江戸時代に売薬業も盛んになり、薬の名前を書いた看板をかかげた薬の店構えは広告にも描かれました。取り扱いの薬品を描き、江戸に新しく出店した店が賑わっている様子がうかがわれます。滋養の薬などの広告も登場しました。