華岡塾癌着色図 江戸後期 写本
華岡塾の塾生による写本。 塾で診察を受けた患者の様子が書かれています。 中には手術後の経過が描かれたものもあり、青洲が全身麻酔で手術を初めて行った藍屋利兵衛の母の手術図も見られます。
「華岡塾癌着色図」デジタルアーカイブ
華岡青洲について 華岡青洲は紀州に生まれました。創意工夫し、尿路結石、脱疽、痔ろうなど難病の手術も行っています。麻酔薬・麻沸湯を開発し乳癌手術を世界で初めて成功させました。そこに至るまでには、青洲への協力を惜しまない母親と妻の存在がありました。