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薬屋の店頭写真
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ウルユスと洋名のくすり |
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日本人って、横文字に弱いのよね〜。でもこれって江戸時代からあったみたいよ。
江戸時代の薬って、「○○散」とか「△△丸」ていう名前が多かったんだけど、この「ウルユス」って薬はなんと(1)カタカナの名前で、(2)横文字が看板についてるのよねー。
・・・実はちょっぴり横文字の綴りが違うし、「蘭方 長崎」ってあるけど実は大阪の薬らしいけど、なんか効きそうなのよね。
それから、「ウルユス」って字をよーく見て。「ウ」「ル」「ユ」を足すとなんと!「空」になるのよ!!だから「ウルユス」=「空(に)す(る)」、つまり「(胃腸を)空にする」薬なんですって。すごいネーミング!
ちなみに、同じ頃に「ホルトス」「フルイム」という西洋風の名前の薬もあったようです。幕府でこういう名前を禁止したらしいけど、逆に流行したみたい。
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