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「楽善堂三薬・精リ水」
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岸田吟香ってどんな人? |
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岸田吟香は明治時代の新聞記者で実業家で・・・明治の広告王のひとりだったんだよ。
【新聞記者としての岸田吟香】
ヴァン・リードとともに『横浜新報・もしほ草』を創刊、次いで『東京日日新聞』の記者として活躍。
【実業家としての岸田吟香】
東京・銀座に「楽善堂薬房」という薬屋を出し、精リ水を売り出した。
【明治の広告王】
新聞記者だけあって、広告の文章もわかりやすく、精リ水はとても有名になったのね。でも新聞記事に見せかけた広告を作ったり、読者からの投稿をよそおって宣伝しちゃったりしたみたい。
【そのほか】
精リ水の処方はなんと、ヘボン式ローマ字表記で有名な医師・ヘボン(=J.C.ヘップバーン)に眼病治療を受けたのをきっかけに教えてもらったんだって。岸田吟香はヘボンの『和英語林集成』の編集を手伝いもしたそうよ。 |
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