エーザイの歴史70th - History of Eisai -

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エーザイのロゴマークの由来

時代の変遷や想いとともに変化を遂げてきたエーザイのロゴマークの由来や変遷についてご紹介します。

コーポレートマーク(エーザイマーク)

桜ヶ岡研究所

1938(昭和13)年

創業者・内藤豊次によって設立された「桜ヶ岡研究所」のマーク。桜ヶ岡研究所は、日本初のビタミンE剤を開発するなど、業界に新風を吹き込んだ。

日本衛材株式会社

1941(昭和16)年

創業者・内藤豊次によって設立され、現在のエーザイの母体となった「日本衛材株式会社」のマーク。EIZAIではなく、EISAIと記載した。

エーザイ株式会社

1955(昭和30)年

社名を、当時とても珍しかったカタカナ表記に改称するとともに、マークも赤と青の意匠を凝らしたデザインに刷新。この頃は、Eisaiとエーザイを併記。

 

1967(昭和42)年

内藤祐次が2代目社長に就任した翌年、エーザイマークから、カタカナ文字「エーザイ」が取り除かれ、現在とほぼ同様な意匠となった。

 

現在

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カタカナ表記に、改称した理由は?

エーザイは、1955(昭和30)年に「エーザイ株式会社」に改称されるまでは、漢字表記の「日本衛材株式会社」でした。
創業者・内藤豊次によると、「日本衛材」という社名は、当時既によく知れ渡っていた名称でしたが、極めて合理的な3つの理由により、改称となりました。

  1. 第1に、書くのに手間がかかる。
  2. 第2に、電話帳で引いても「日本」という字が何ページも続いていて見つけるのに骨が折れる。
  3. 第3に、衛材の字が包帯材料業なるかのごとき印象を与えやすい。

エーザイマークの意味

色や形に、どんな意味が?

色:

赤い血は動脈から、青い血は静脈から、心臓を中心に一刻も休まずに活動しつづけている。
われわれの仕事はこの動きが滞らないようにと、健康を保ち生命を続けさせることである。

形:

われわれの活動する舞台は東も西もない。人類のあるところ、これすべてひとしくわれわれの活動を待ちうけている。
目標の重点は上や下がなくて中堅であり、中庸であり、中央であり、健全なる調和である。

Eizai ではなく、Eisai になった理由とは?

エーザイの欧文表記は「Eisai Co., Ltd.」と定められているのですが、“Eizai”でなく“Eisai”とした理由は文書に残されていません。社員たちの言い伝えによると、以下の点があげられるといいます。

  • 医学は、ドイツが本家であり、“sa”は、ドイツ語読みで、「サ」でなく「ザ」である。
  • 「s」は、形がきれい。
  • 「z」は、アルファベットでは最後の文字で、終わりを意味する。

フィロソフィーマーク(hhcマーク)

  • フィロソフィーマークは、エーザイの企業理念を一言に集約した“ヒューマン・ヘルスケア(hhc)”を体現するマークです。
  • このマークは、献身的な看護活動や公衆衛生の発展に貢献したとされるフローレンス・ナイチンゲール(1820~1910年)の精神に、“ヒューマン・ヘルスケア”に込められた思いを重ね合わせ、ナイチンゲールの直筆サインをもとにデザインされたものです。

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