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  • 病気との長い闘い
  • 日本の感染症・病気
  • 医家の成り立ち

日本の感染症・病気

病原体の存在が知られていなかった時代には、人から人へと次々とうつる感染症は疫病の神や悪鬼の仕業と考えられていました。まじないや民間療法にすがる人々に対して、医師は医学書をひもとき、あるいは実際に治療を行って経験を重ね、よい治療法がないかと探し求めました。

展示風景

  • 日本の感染症

  • 日本の病気
  • 昔の病名

疱瘡(ほうそう)

疱瘡(ほうそう)は別名・痘瘡と呼ばれた天然痘ウイルスによる感染症です。日本では平安時代に豌豆瘡(わんずかさ)と記されてから、たびたび流行を繰り返し、そのたびに大勢の死者が出ました。

疱瘡の病魔はこんな姿だった?

麻疹(はしか)

麻疹は麻疹(ましん)ウイルスによる感染症で、10世紀に「赤斑瘡(あかもがさ)」という名前で記録されており、江戸時代にははしか、いなすりと呼ばれました。

麻疹の病魔はこんな姿だった?

梅毒(ばいどく)

梅毒(ばいどく)は、15世紀末にヨーロッパ人によりアメリカ大陸からヨーロッパへと持ち込まれ、そこからアジア経由で16世紀頃に日本へともたらされました。黴瘡(ばいそう)、唐瘡、楊梅瘡(ようばいそう)、ひえ、しつなどの別名があります。梅毒トレポネーマと呼ばれる細菌による性感染症で、数年から数十年かかって進行しました。

梅毒の病魔はこんな姿だった?

虎列剌(コレラ)

コレラは、コレラ菌による感染症で、菌が人体内で排出する毒素によって激しい下痢と嘔吐が引き起こされる感染症です。もともとコレラはインドのある地域に限定した病気で、18世紀にヨーロッパ人を通じて世界中に広まりました。

虎列剌の病魔はこんな姿だった?

(おこり)

蚊が媒介する風土病

労咳(ろうがい)

伝染し、死に至る病

赤痢(せきり)、窒扶斯(チフス)
百斯篤(ペスト)


はやり風

世界で流行した感染症

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