疼痛治療剤 リリカ® OD錠 製造販売承認取得

ファイザー株式会社
エーザイ株式会社

ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梅田一郎、以下「ファイザー」)は、2月17日、疼痛治療剤「リリカ®カプセル」(一般名:プレガバリン)の剤形追加品として、「リリカOD錠25mg・同75mg・同150mg」(OD錠:口腔内崩壊錠)の製造販売承認を取得しました。

リリカカプセルは、日本において、ファイザーとエーザイ株式会社(本社:東京都文京区、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下「エーザイ」)が共同プロモーションを行っており、本剤に関連する適正使用情報を提供しています。リリカOD錠も、同様に共同プロモーションを行っていく予定です。

リリカOD錠は、口腔内の唾液で速やかに崩壊し、ご高齢の患者さんでも服用しやすい剤形となっています。

リリカの適応症の一つである神経障害性疼痛は、さまざまな原因により神経が圧迫、障害されることで生じる痛みです。代表的な疾患として、帯状疱疹後神経痛や、糖尿病性神経障害に伴う痛み、坐骨神経痛、脊髄損傷後疼痛などがあります。これらの症状を呈する患者さんは、高齢者も多く、リリカOD錠によって患者さんの服用時の利便性向上が期待できるものと考えています。

ファイザーとエーザイは、引き続きリリカを通じて、神経障害性疼痛および線維筋痛症に伴う疼痛でお悩みの患者さんのQOL向上に貢献してまいります。

以上

――この件に関するお問い合わせ先――

ファイザー株式会社 広報部

03-5309-6644

エーザイ株式会社 PR部

03-3817-5120

疼痛治療剤 リリカOD錠の概要

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製品名 リリカ®OD錠(Lyrica® OD Tablet)25mg・75mg・150mg
一般名 プレガバリン(Pregabalin)
製造販売承認取得日 2017年2月17日
製造販売 ファイザー株式会社
販売提携 エーザイ株式会社
効能・効果 神経障害性疼痛、
線維筋痛症に伴う疼痛
用法・用量

神経障害性疼痛
通常、成人には初期用量としてプレガバリン1日150mgを1日2回に分けて経口投与し、その後1週間以上かけて1日用量として300mgまで漸増する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は600mgを超えないこととし、いずれも1日2回に分けて経口投与する。

線維筋痛症に伴う疼痛
通常、成人には初期用量としてプレガバリン1日150mgを1日2回に分けて経口投与し、その後1週間以上かけて1日用量として300mgまで漸増した後、300~450mgで維持する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は450mgを超えないこととし、いずれも1日2回に分けて経口投与する。