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ニュースリリース

(2011年2月22日) 印刷用(PDF 50KB)

認知機能の変化を評価する
タッチパネル式ADAS-Jcog.実施支援システム「DT-Navi」
三光純薬株式会社とエーザイ株式会社が共同してプロモーションを開始

エーザイ株式会社
三光純薬株式会社

 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下「エーザイ」)と診断薬事業子会社である三光純薬株式会社(本社:東京都、社長:渡辺啓祐、以下「三光純薬」)は、このたび、認知機能の変化を評価するタッチパネル式ADAS-Jcog.実施支援システム「DT-Navi」のプロモーションを開始しました。

 「DT-Navi」は、日本テクト株式会社(本社:東京都、社長:増岡 厳)が開発した、医師または医師の指導を受けた医療従事者によるADAS-Jcog.の実施をサポートする検査システムです。三光純薬は、本年2月28日に「DT-Navi」の専用端末を新発売する予定であり、エーザイがコ・プロモーションを展開します。

 ADAS-Jcog. は、認知機能の変化を経時的に評価することを目的とした検査です。国際的に繁用されていますが、そのやり方を熟知していなければ実施が難しく、そのための訓練が必要とされています。「DT-Navi」はタッチパネル方式を採用し、画面に沿って必要な情報を入力するだけで、自動的に集計され、分析結果がフィードバックされます。認知症の方の現在の認知機能を把握するだけでなく、今後の予測を行うとともに、治療による効果もシミュレーションすることができます。

 「DT-Navi」は、臨床心理・神経心理検査として、ADAS-Jcog.だけでなく、認知症の簡易スクリーニング検査であるHDS-Rおよび介護者などの情報をもとに認知症の周辺症状を評価するBEHAVE-ADにも対応できる機能を備えています。

 エーザイグループでは、企業理念であるhhc理念の更なる実現に向けて、日本における医療用医薬品、一般用医薬品、診断薬、ジェネリック医薬品の4事業を束ね、総合的な戦略を立案、推進するエーザイ・ジャパン体制を2010年6月より実施しています。そしてエーザイは、アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト®」を主力品として販売しています。
 エーザイおよび三光純薬は、認知症における診断から治療まで連携した情報、製品の提供を進めることで、患者様のべネフィット向上に貢献してまいります。

以上


[参考資料として、製品概要、用語解説、各社の概要、製品写真を添付しております]
[本件に関するお問い合わせ先]
エーザイ株式会社
PR部
Tel: 03-3817-5120
三光純薬株式会社
総務部 広報担当
Tel: 03-3865-4311



<参考資料>


■製品概要
・タッチパネル式ADAS-Jcog.実施支援システム
使 用 目 的 認知症機能検査の実施支援システムである。
(主に、ADAS‐Jcog.等の診断をサポートする際に使用される。)
専用端末を使用する。
保 険 点 数 2011年2月現在
・ADAS-Jcog.を実施した場合  450点
・BEHAVE‐ADを実施した場合    80点
*HDS-Rの実施は基本診察料に含まれております。
システム使用料 ADAS-Jcog.1回実施につき900円 (システム保守料等として別途7,500円/月)(税別)
販      売 日本テクト株式会社
販 売 協 力 三光純薬株式会社、エーザイ株式会社
・タッチパネル式ADAS-Jcog.実施支援システム専用端末
使 用 目 的 上記システムに使用する専用端末である。
販 売 価 格 1,300,000円(税別)
製      造 日本テクト株式会社
販  売  元 三光純薬株式会社
販 売 提 携 エーザイ株式会社


■用語解説
・ADAS-Jcog.:
 1983年Richard Mohs氏らによって開発された記憶を中心とする認知機能検査であるADAS-cog(Alzheimer’s Disease Assessment Scale-cognitive subscale)の日本語版です。アルツハイマー型認知症に対する認知機能の評価をおもな目的とし、現在グローバルにおいて、本疾患を対象とした臨床治験では最も広く用いられている検査方法です。①単語再生、②口頭言語能力、③言語の聴覚的理解、④自発話における 喚語困難、⑤口頭命令に従う、⑥手指および物品呼称、⑦構成行為、⑧観念運動、⑨見当識、⑩単語再認および⑪テスト教示の再生能力という11の項目により評価されます。検査の結果は、0点~70点に点数化され、継続的に複数回実施し、得点の変化によって認知機能の変化を評価するものです。

・HDS-R:
 HDS-Rは、改訂長谷川式簡易知能評価スケールのことで、長谷川和夫氏により作成された認知症高齢者のスクリーニングのためのテストです。年齢、日時の見当識、場所の見当識、3つの言葉の記銘、計算、数字の逆唱などの9つの問題から構成されています。これらの問題に対する検査の結果が20点以下となる場合に認知症の疑いありと判定するもので、5~10分間で簡単に実施できることがその特徴です。

・BEHAVE-AD:
 アルツハイマー型認知症行動スケールであるBEHAVE-ADは、アルツハイマー型認知症にみられる精神症状と、その症状に対する薬物療法の効果を判定することを目的とします。全般評価7項目と、具体的行動に関する25項目から構成され、最近2週間における行動観察に基づいて行います。認知症の周辺症状から評価を行うため、評価に必要となる情報は介護者等が提供します。

■各社の概要
《エーザイ株式会社》
代   表   者 内藤晴夫
本店所在地 東京都文京区小石川4丁目6番10号
事 業 内 容 医薬品の研究開発、製造、販売、輸出入
資   本   金 449億85百万円[2010年9月30日現在]

《三光純薬株式会社》
代   表   者 渡辺啓祐
本店所在地 東京都千代田区岩本町一丁目10番6号
事 業 内 容 臨床検査薬、研究用試薬、医療機器の研究開発、製造、販売、輸出入
資   本   金 52億62百万円[2010年9月30日現在](エーザイ100%出資)

《日本テクト株式会社》
代   表   者 増岡 厳
本店所在地 東京都港区芝1丁目8番25号
事 業 内 容 医療施設用液晶情報機器の開発・製造、ソフトウェア開発、システム運用管理、基盤構築サービス、自社パッケージソフト販売
資   本   金 2億90百万円[2010年9月30日現在]


[製品写真]
DT-Navi